昨日、渋谷のスタジオでNACK5「J-POP TALKIN’」の怒髪天のインタビューだったんですね。リーダーでヴォーカルの増子直純さん。この番組でのインタビューは去年の秋、35周年シングル「オトナのススメ」が出た時ですね。
あの時は、シングル一曲になんと220名が参加したという前代未聞のコラボレーション。今回は、新作アルバム「ヘビイ・メンタル・アティチュード」について。ヘビメタではなくヘビイ・メンタル。少々のことではへこたれない鋼鉄の精神、というところでしょう。
怒髪天はパンクロックから始まったバンドですけど、年期の入ったロックンロールを聞かせてくれるバンドでもあります。新作は、STAY HOME期間中だったんで、こんなに時間をかけたことがないという自信作。熟練のロックンロールが聞けます。
で、増子さんの収録を行っているスタジオの反対側、つまり向かい側のスタジオでどこかの局の番組収録を行っていたのがTHE ALFEEの3人。「挨拶できますよ」と言われたんで、少し待たせてもらって顔を見てきました。
逢うのは去年のアルバム「Battle Starship」の時のインタビュー以来でしょう。ということは一年半ぶりか。そういう感じじゃなかったなあ。ついこの間逢ったみたいな感覚。どこか懐かしさ、は変かな。ほっとさせる空気感。ライブと変わらなかったです。
3人そろってたからでしょうね。たとえば、坂崎さんだけだったら、坂崎さんと逢った、という感じでしょうけど、そうじゃない。当たり前かな。でも、3人そろったオーラは、スタジオでも別格な感じ。そうか、高見沢さんがちゃんとドレスアップしていたからか。
華があるというのかな。そこだけパッと明るくなったように思える。スター性でしょうね。若いバンドには、スタジオで逢っても気づかないという普通な感じの人たちもいますけど、まったくそうじゃなかったです。
彼らもツアーが全滅ですから、人に逢う機会が減っていたのかもしれませんね。こちらの気のせいもあるのかもしれませんけど、「元気ですか」みたいな口調に人懐っこさがこもってました。知り合いにばったり会ううれしさ、みたいな華やいだ感じ。元気をもらいました。
マネージャーの棚瀬さんもいましたからね。いろいろ大変そうでした。ツアーがなくなったバンドやアーテイストは、みんなそういう状態なんですよね。「元気でいましょうね」、みたいな会話に実感がこもってます。
THE ALFEEは、12月にシングル「Joker-眠らない街」が出ます。9月に「友よ人生を語る前に」が出たばかり、ツアーのない分、創作に時間を使っているということなんでしょうね。新作は心身ともに元気という証拠です。
というわけで、彼らの曲を。新曲はまだ手元にないんで、9月に出た曲を。「友よ人生を語る前に」を。東京の感染者数、ついに534人。ますます人に逢えなくなります。偶然に感謝。じゃ、おやすみなさい。