FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の11月の特集「氷室京介」の二週目と三週目。元東芝EMI、今はユニバサール・ミュージックの子安次郎さん。言わずと知れたBOOWY時代からの担当ディレクターです。
11月は五週あります。一週目のゲストは日本テレビの山崎大介さん。その後4週間でこれまでのオリジナルアルバムを辿ってみようという一か月。88年のソロデビューアルバム「Flowers for Algernon」から94年の「SHAKE THE FAKE」までが子安さんでした。
オリジナルアルバムは5枚。他にリミックスアルバムとシングルコレクションの2枚。BOOWY時代から丸10年。氷室さんのキャリアでは最も重要な制作者と言っていいでしょう。でも、今日、改めて思ったのは、彼も氷室さんの音楽の心酔者だったということですね。
心酔者は適切じゃないか。ファンというと素朴すぎますね。ご自分が関わったアルバムの中からシングルじゃない曲を選んでいただいたんですが、売れたとか評価されたという基準ではなくて、結局は「好きな曲」という選択でした。
そういう意味では僕も同じかなと。相手がディレクターであれプロデユーサーであれ、お互い立場を超えて思い入れのある好きな音楽の話をするという会話でした。そういう空気はラジオでも感じ取っていただけるのではないかと思います。
でも、台本を書くので、2月に出る自分の本「KYOSUKE HIMURO since1988」を読み直してたんです。氷室さんのその都度のインタビューも収録されてますからね。当時の発言にその時はきちんと受け止められなかったなあという気持ちが強かったです。
僕らが当時思っていた以上に氷室さんの考えていたことが内省的で思索的だった。今だから分かることが多い。だからだんだん公に出る機会が減っていったのかなと思ったりしました。そのことにこちらも気づいてゆく、そういう本になってるかもしれません。
一人のライターがこれだけ長く同じアーテイストを書き続けているという例は日本では珍しいと思います。長く書いているからこそ見方が深まってゆく。それは聞き手の方も同じことじゃないでしょうか。
明日、FM 横浜の「イーネ!」という番組が、本について電話インタビューしてくれます。そんな話が出来たらいいなと思いつつ、最近、自分の話下手に嫌気がさしてます。言いたいことがうまく言葉にならない。思っていることと言ってることが一致しない。
これを老化と言わずに何と呼ぶ(笑)。ということで、子安さんがアルバム「SHAKE THE FAKE」からこの曲を選ばれてました。「TRUE BELIEVER」を。大統領選、まだ先が見えません。拮抗してます。今夜中に決着つくのでしょうか。じゃ、おやすみなさい。