NACK5「J-POP TALKIN’」と「MUSIC TIMELINE」と両方の番組のゲスト。それぞれテーマが違いました。「J-POP TALKIN’」は11月18日に出る10枚目のアルバム「Powers of Ten」の話ですね。まさに新作アルバムインタビュー。
「MUSIC TIMELINE」は「2006年」というテーマ。この年の年間アルバムチャートはトップ5の中に4枚のベストアルバムがありました。平井堅さん、倖田來未さん、コブクロ、B’zですね。
その中で唯一のオリジナルアルバムがDef Techの「Catch the Wave」だったんです。しかも彼らはインデイーズだった。一番売れたオリジナルアルバムがインデイーズだった。2005年、6年の2年間で500万枚を売ってるんですね。
Microさんは、2001年の9.11の時にマンハッタンにいた。あのテロの時も貿易センタービルに行こうとしていた。前日に上ろうとして営業時間に間に合わなかった。翌日に行ったら、片方のビルが燃えていた。
もう片方は大丈夫かもしれないと向かった時に崩落して、セントラルパークまで走って逃げた。帰国してから音楽をやろうと決心して組んだのがDef Techだった。その頃の話も聞いてみたかったんですね。
アルバム「Powers of Ten」は、海と音楽という彼らのエッセンスが、今の心境で綴られている。波の音と風の音、ゆったりとした時間が流れているようで、ハワイに行きたいなあと思わせてくれるアルバムでした。
彼のお父さんは、サーフショップをやっていたんですね。その頃、僕もマリン企画という海の雑誌や本を出している出版社に友だちがいたりして、何となく同時代的な親近感もあったりするんです。
Def Techが結成されたのは、Charさんの家のスタジオ。Charさんの息子さんのジェシー君がきっかけでした。そういう成り立ちも身近に感じさせるんでしょう。というようなこともあってのインタビューでした。
でも、アルバムを聴いていて、もうハワイに行くことはないのかなあと淋しい気持ちになってみたり。以前のように旅行できる日は来るんでしょうか。というわけでDef Tech「Like I Do」を。気持ちいい曲です。じゃ、おやすみなさい。