FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の8月の特集「エルビス・プレスリー」。三週目は映画「ブルーハワイ」のサウンドトラックアルバム、なんですが、月曜の9時~10時ですからね。さっき終わってしまいました。我ながら間抜けですよねえ。
何だろうな。今日、日曜日みたいな気分になってたんでしょうね。拓郎さんのラジオを土曜日に聞いたりしたせいかな。それよりも出かけることが少ないとこういう勘違いが起こるんですよね。曜日の感覚がなくなってくるんです。
で、エルビス特集の三週目、映画「ブルーハワイ」のサウンドトラックアルバムを丸々一枚全曲流してしまいました。何たる道楽、趣味趣味番組(笑)。まさか、この年になってこんなことが出来るとは思ってもいませんでした。
10代の時に何度も見た映画が何本かあるんです。「ウエストサイド物語」と「エデンの東」と「ブルーハワイ」。一番数が多かったのが「ブルーハワイ」。十数回は見てますね。理由は簡単です。エルビスが歌っている姿を見たかったから、そして、映画として楽しかったから。
何度も書いてますけど、ビデオもまだありませんし動く姿を見るのは映画しかなかったんです。「ブルーハワイ」は14曲。それまでの彼の映画でも一番多かったですし、色んなタイプの曲がありました。しかも、舞台がハワイ。歌と風景、ストーリーが見事にマッチしてました。
今でも全曲歌えるんですよ、って恥ずかしいこと書くんじゃない(笑)。ハワイのすばらしさを植え付けられたのもその時でしょう。1961年ですからね、古き良きハワイがふんだんに登場する。今見てもこれがハワイなんだよなあ、という気分にさせてくれます。
曲のバラエテイも富んでました。ハワイアンはもちろん、スペイン民謡やフランス民謡までもポップスになってる。50年代のエルビスのあの斜に構えたような激しいロックンローラーが、どんな音楽でも歌いこなしてしまう成熟したポップシンガーを極めた感じでした。
でも、リスナーの方がどんな風に受け止められたんだろう、というのはちょっと気がかり。だったらやるな、というところではあるんでしょうが。でも、デイレクターの「本当に好きな音楽を紹介すれば、どういうリスナーでも聴いてくれますよ」という言葉を頼りにしております。
でも、もう終わっちゃいましたからね。あ、radikoがあるか。水曜日の早朝には再放送もあります。ハワイ、今日かな、300人感染だったみたいです。また、あの空と光の中に行けることはあるんでしょうか。せめて希望だけでも持っていたいとは思うのですが。
というわけで、気分はハワイ。エルビスで「月影の渚」を。じゃ、おやすみなさい。