今日も暑かったですが、不幸中の幸いというか、いきなりの豪雨がありましたからね。雨雲が通り過ぎた後は、2,3度気温が下がったみたいです。これも幸い、雨が降っている時には、渋谷のスタジオにいましたから、傘のお世話にはならずにすみました。
いきものがかりの水野さんのインタビューは、去年の12月以来。今年のNACK5「J-POP TALKIN’」の年明けのゲストが彼だったんです。一年に二回の登場は異例で、しかも今回は、8月31日に配信で発売になるシングル「きらきらにひかる」が直近の曲。ゲストの基本はアルバムを出した人ですからね。
それでも、話を聞きたいなあと思ったのは、彼らが今年、これまでの事務所から独立したということが大きかったです。お正月の時は、去年の年末に出たアルバム「WE DO」がテーマでした。ただ、独立が発表されたのがインタビューの数日後で、その話は全く出なかったんです。
アルバム「WE DO」は、彼らが「放牧」を終えてからの再出発アルバムだったんですが、もし、独立ということが判っていれば、違うインタビューになっただろうな、と思ったからですね。そういう背景があって聞くと、なるほどな、と思うことが色々ありました。
しかも、独立した事務所の最初の仕事が、春のホールと秋のアリーナという20周年ツアーだったわけです。それがホールは延期、アリーナは中止、という事態になってしまって、どんなこを考えているんだろうというのもありました。
もう一つ、色んな形で物議も醸し出した「100日後に死ぬワニ」というのもありました。僕は、アニメを見ていたわけではありませんが、「死」というテーマと、彼らがコラボして作った曲が「生きる」だったことに思うことがありました。
以前、水野さんが、ポップミュージックが避けてはいけないテーマが「死」という話をしていたことがありました。なぜなら、「死」というのは誰もが経験することとで、「ポップス」というのは、誰にも当てはまることを歌う音楽だから、というんです。
「100日後に死ぬワニ」と「生きる」という曲はまさにそれだと思ったんですね。その話も聞きました。そういうことだったんだ、という本当のことも聞けました。独立とツアーの延期・中止が重なった心境もかなり突っ込んだ話をしてくれました。
9月19日、本来ならアリナーツアーの初日の日に4時間のデジタルフェスを行うという発表もありました。そんな話も聞いてます。アルバムインタビューじゃない分、ざっくばらんな話になったのではないでしょうか。オンエアは9月、12日と19日です。
ということで、新曲「きらきらにひかる」を。タイトルは明るい印象ですが、曲調は、今のこのご時世を反映したような曲です。何がきらきらひかるのかは曲の中に。じゃ、おやすみなさい。