暑かったですねえ。もう、ここはどこだ、という感じ。赤道直下か熱帯か。地軸が動いてしまったみたいで日本列島とは思えません。あのきらきらした夏はどこへ行ったんでしょう。入道雲にセミの声、風鈴の音が響く縁側での夕涼み、っていつの話しだ。
病気の人間の体温より高いわけですから、そんな中にいて病気にならないわけがない。日にあたるのが怖い。火傷しそうでした。久々に移動もタクシー。運動不足にならないように出来るだけ歩くことにしていたんですが、そんなことをしたら倒れます。
で、「MUSIC TIMELINE」の収録。東京は流れないんですが、JFN系列全国24曲ネット。今年はFM放送開始から50年。この50年を一年毎に取り上げて、どんな曲が流行ったか、どんなことがあったかを辿って行く番組。今日は2010年と1978年の収録。
2010年を「AKB革命」と題してみました。この年に出たシングル5枚が全部一位。それ以来、丸々10年間、彼女たちのシングルは一位を続けてます。何と、44作連続一位、39作ミリオンセラーという記録を更新中。こんな記録は未来永劫破られることはないでしょう。
で、その幕開けの年、ということで2010年に取り上げました。ゲストはAKB48のチーフA&R。元キングレコードのデイレクター、自分の会社もおやりになってます、湯浅順司さん。2008年にキングに移籍した時からの担当の方。話、面白かったです。
「AKB革命」と銘打ったのは理由があります。アイドルやスターと言うのは手の届かないところにある神秘的な存在なんだ、という従来のアイドルの在りようとか概念を根底から覆してしまった。集団制というのもそうです。総選挙でフロントを決める、というのもそれですね。
誰がメインに来るかをファンに委ねてしまった。送り手と受け手という関係の革命ですよ。そんなAKB48とは何か、という私論を土台に色んな話を聞いていきました。移籍する時に、各レコード会社が軒並み争奪戦を展開した中で、何で彼のところに決まったかとかね。
僕は、特別にファンだとかではないですし、顔と名前も一致しないですが、いかに異例だったかは、分かるつもりなんで、この番組ならではの内容にはなったかな、と思います。「1978年」は”タイアップ戦争とロック御三家”。ゲストは、伝説のCM音楽制作会社、オン・アソシエイツのデイレクター、関口直人さんでした。その話はまた。
というわけで、明日も36度だそうです。NACK5「J-POP TALKIN’」のいきものがかりのインタビュー。結成20周年ツアーも飛んでしまいました。曲ですね。AKB48の曲では出色だったと思っている曲を。「恋するフォーチュンクッキー」。じゃ、おやすみなさい。