という歌詞があるんです。渡辺美里さんの87年のシングル「It’s Tough」の一節。このニ三日、ずっと頭の中でリフレインしてるんです。先週の金曜日にJFN「MUSIC TIMELINE」の収録がありました。その時のテーマが「1987年」でした。
あの番組は、FM放送開始以来50年の中の一年を取り上げて、どんな曲が流行ったとか、どんな出来事があったとかを振り返るという番組。先週収録したのが「1987年」と「1977年」でした。
「1977年」は、ピンクレデイ旋風。ゲストに元ビクターのデイレクター、飯田久彦さん。現エイベックスエンタテインメント、シニアアドバイザー。その前はテイチクの社長さん。「ピンクレデイ」の話を色々聞いてました。
で、「1987年」は題して「ロック元年」、広島ピースコンサートと熊本のBEAT CHILDの話を一人でしてました。その中で美里さんのことも何度となく登場。そして、土曜日の「J-POP TALKIN’」も美里さんの完パケ。美里さん続き。
「It’s Tough」を流したこともあるでしょう。そのせいもあって、あのフレーズがずっと鳴ってる。何であのフレーズかというのは簡単。リアルだからでしょう。「スクラップ」寸前ですからね。かなり際どい。
そういう状態を深刻にならずにカラッと口ずさんでしまう。一年中何等かの形で頭の中で曲が流れてはいますけど。この何日かのテーマソングみたいです。そのうちに消えるでしょうけどね。
でも、コロナ、不気味ですねえ。感染者数が50人を超えてももう「東京アラート」は発令されないんだそうです。あれは何だったんだ、という感じですけど。目先を変えただけ、という気もします。
「瀬戸際」と言って見たり「正念場」と言って見たり。今度は「ウイズ・コロナ」。コロナとの共生なんだそうです。「共生」という言葉は良い言葉だとは思うのですが、こういう時に使う言葉かな、とも思いますよ。
「封じ込め」はどこに行ってしまったんでしょう。そういう「数値」を明らかにしない、というのは責任を回避するという例が多いですけど、そうならないことを願うばかりです。それこそ僕らが「スクラップ」になってしまう前にね。
というわけで、明日はスタレビのインタビュー。新作アルバム「年中模索」がテーマ。前回のアルバム「還暦少年」以来です。明日、大雨なんだそうですね。曲ですね。こうやって書くと、この曲はこれで一区切り。美里さん「Its Tough」を。じゃ、おやすみなさい。