それとこれ。何でしょうか。それというのは、今日のニュースを賑わしている憲法改正。今日は憲法記念日なのだから、そういう話題も当然なんでしょうが、妙にリアルになってますよね。
これ、というのは、今まさに熾烈な戦いが進行している新型コロナ肺炎。総理大臣が、コロナ対策が思うようにいかないのは憲法に問題がある、みたいな発言をしてたことですね。それとこれとは問題が違うでしょう、という感じでした。
緊急事態宣言が出されてもなかなか結果が出ない。それは憲法の中に強制力のある「緊急事態条項がないから」というのがその根拠というような論理展開。え、話がそこに行くんですか、それとこれとは話が別でしょうと思いました。
同じように感染の危機にさられていた台湾や韓国が、そろそろ終息という気配を見せているのに、日本がてこずっているのは、誰の目にも明らかな要因があるんじゃないでしょうか。例えば、水際対策の結果もそうでしょう。
東京五輪の開催や中国の主席の訪日を優先し過ぎたとか、色々取りざたされてますけど、たぶん、その通りだと思うんですね。今、流行っているウイルスは武漢で発生したものではなくて、ヨーロッパで変異したものなんだそうです。
ヨーロッパからの入国の禁止もかなり後でしたしね。初動が手遅れになった。重症者を出さないという方針にこだわって検査を後回しにしてきた。それが、感染全体を把握できない状態につながった、ということもあるんでしょう。
対策のリーダーシップを官僚が持っているために科学的な判断より政治的な思惑が先行して医療現場がおざなりになっているとか。有効な支援が行き届いていないとか、色んな指摘があります。
特措法が出来た時も、強制力を持たせられるのにもかかわらず、決定するのは地方地自体の長だと強調していたのは総理大臣の方でした。責任は自分にない。にもかかわらず、思うようにならないのは憲法のせいというのは、それはあんまりでしょう。
またしても便乗。すり替え。そういうことする人なんだろうなあと。以前、忘れられないのは、桜を見る会のリストだったと思うんですが、廃棄処分にした、と言ったことがありましたよね。
あの時、総理は、廃棄処分は障碍者採用の職員がやった、と答えたんですよ。あれだけ個人情報を盾にして情報公開を拒んでいたのにあっさりと明かしてしまった。そういう人のせいにすれば、メデイアも追求しにくいと思ったんでしょう。
何だか、住民を身代わりにして自分だけ助かろうとした司令官、みたいな気がしたんです。立場の弱い人でも障害のある人でも自分が助かるのなら何でも利用する人。僕の中ではそういうイメージが出来上がってしまいました。
今回もそういう印象なんですね。これだけみんな追い詰められているのに、これは憲法がいけない、憲法のせいなんです、と言ってるように聞こえます。問題はそこにあるんじゃないと思いますよ。
ただ、この間「戦後は終わろうとしている気がする」と書いたのは、そういうことも影響してるんでしょうね。戦後の日本は、戦争の反省から始まった。国や軍部が独裁的な力を持ったことがああいう結果になってしまった。
そうならないために、というのが戦後の民主主義の出発点だった。でも、今の状況を克服するには、そういう発想だと立ち向かえないんではないか、というようにも思えるんです。だから、と言って、いきなり「改正」ということにはならないでしょう。
どういうことになるのであれ、ともかく、目の前のことを超えて行かないといけない。早く終息させること以外にやることはないのではないでしょうか。そのための自粛です。早く、ライブが見たい。満員の客席で演奏を聞きたい。ソファーにふんぞり返って、コンサートが出来ない人の悲痛な願いを蹂躙したりしないでほしい。
何だかマジ。でも、そうさせる状況です。曲ですね。と言いつつ、繋がらなくなってしまいました。東京の歌はお休みかな。浜田さん「アジアの風 青空 祈り」を。じゃ、おやすみなさい。
と書いて送信してから約30分。歯のブラッシングをしていてふっと思い出しました。東京の歌、じゃないけど、TOKIOの歌。「宙舟」を。何とかつながりましたね(笑)。”お前が消えて喜ぶ者にお前のオールを任せるな”。みゆきさんは来年、ツアーをやってくれるんでしょうか。改めてお休みなさい。