いきなりですが。でも、コロナで命を落とすとそうなるんですよね。志村けんさんの訃報には、ぞっとするほどのこの病気の怖さを思い知らされました。まず、病状の急激な悪化もありますよね。わずか数日で激変する。見る見るうちに、と言えるくらいに悪くなってゆく。
海外の感染者のインタビューなどででも、一晩で呼吸が出来なくなっていったとか、そんな体験がしばしば語られてます。でも、愕然としたのは死に目に会えない、ということだったんです。病院にも行けないどころか火葬場にも近寄れない。
僕らがなくなった人を送る時に当然のように思っていた場面が許されない。こんな残酷な病気があるのか、と思いました。どんなに近しい人間であろうと、愛し合っている相手であろうと、別れが許されない。なくなった人へに敬意を払う時間を与えてもらえない。
そうやって考えると、一日千人以上がなくなっている国の人たちがどれだけ悲しい思いをしているか。今、地球がどれだけ悲劇的な星になっているのか、ですよね。アメリカはこのままだと最悪100万人がなくなるという試算があるんだそうです。
今、手を打つことで、ようやく20万人くらい、ということなのかな。アメリカの第二次世界大戦での死者の数は約40万人なんだそうです。あれだけ長く世界規模で行われた戦争の死者の半数がわずか数カ月間で生じてしまう。最悪の場合はそれを超える、というんですから。
各国が感染症との戦争と呼ぶのも誇張ではない、ということになりますね。すさまじい。そういう意味で言えば日本はまだ開戦してない、ということなんでしょうか。でも、最後を看取れない、送れないということは、もはや同じような状態だということを物語っているようにも思いました。
今、介護関係の施設などはどこも面会禁止でしょう。そこでなくなる方にも同じような処遇が待っていることになります。哀しいことが起きませんように。曲ですね。Mr.Children「かぞえうた」を。じゃ、おやすみなさい。