大変なことになったなあ、と連日の溜め息続き。色んな事が予想外のスピードで進行していて、ニュースを見ながら呆然としたり愕然としたり、大相撲の無観客開催が何とか無事に終わって、良かったなと思っていたら、今度はプロ野球やメジャーリーグの延期でした。
そして、ついにオリンピック。スポーツの祭典とは言うものの、世界的権利ビジネスの究極の形であることくらいは承知しているわけで、中止にした時の損失がどのくらいのものになるかは、容易に想像がつきます。そうざるを得なかった、というのが率直なところなんでしょう。
でも、こういう事態ですからねえ。無事に行えるような状況になっていることを祈るしかありません。選手のコンデイションの維持とか、会場や環境の確保の難しさとか、難題は山積みでしょうけど、何よりもそこにたどり着けるかどうか、ですよね。
東京の感染者は急激に増えてますし、その割に危機感は薄いようですし。特に若い人達は時間を持て余して遊んでいるようにも見えますし。どっかで火がついたら手のつけようがなくなるような危うさは日々感じてます。
その一方でコンサートやイベント、舞台は軒並み中止か延期。オリンピックの延期も大問題ですが、僕にとっては、それらが目の前で次々と討ち死にしてゆくような状況にただただ胸を痛めるばかり。こればっかりは、どうにも出来ません。
こればっかりじゃなくても僕に出来ることなんてないんですけどね。ただ、当事者にならないだけリスクも少ないし、被害もこうむりません。ライブは中止じゃなくても費用は払わないといけないんですってね。中には二日分を払わないといけないところもあるそうです。
そういうことも知らずにライブを見ていたんだなあ、という自省もあります。あの事務所は大丈夫なんだろうか、と思いつつ、「大丈夫?」とも聞けませんし。「国家的行事」は救われても、細々とやっている音楽の個人事務所など見向きもされません。
もちろん、そういう小規模でやっている人たちが大変なのはどんな業種でも同じでしょうから、音楽だけ優遇してほしいとは言えないわけですが。が、ですよね。何のために保険があるんだ、とも思うわけです。
天候不順などは入っていても感染症は対象外。それはそうでしょうけど、こういう事態ですし。保険料を納めている人たちが青息吐息。生きるか死ぬかになっているのに保険会社の懐は痛まない。言葉は汚いですが、保険料の”もらい得”になるんでしょうか。
それこそ国が特例として保険を適用させる、みたいなことは出来ないんだろうか、とか。法律の勝手な解釈はお手の物という内閣でしょう。国庫補助と言ってもみんな税金ですよ。悲鳴が聞こえないのかな。聞こえても聞こえないふり。あったこともなかったことにする人たち。また滅入ってきた(笑)。
笑い事じゃないです。それにしても寒い一日でした。真冬並み。花冷え、という感じ。今年はお花見もなさそうです。それどころじゃないでしょう。やってる人たちもいますけどね。平和な光景だなあとは思うんですが、もはや高齢者にそんな余裕はない(笑)。
というわけで、みゆきさんの札幌が延期になった日程が新番組の台本書きに変わってしまいました。東北シリーズは明日発表になります。固唾を呑んで朝を迎えることになりそうです。岩手と山形は感染者が出てません。どうなるんだろう。
どうなるんだろう、という曲を。そんな曲ないか(笑)。「明日の行方」という曲がありましたね。誰だっけ。SMILEだ。なつかしいな。95年の曲。好きだったんです。浅田信一さんは、KinkiKidsのアレンジとかやってましたね。HYやクリープハイプもやってたかな。
クリープハイプも3月15日の幕張メッセが4月12日に延期されました。大丈夫かな。何とか持ちこたえて欲しい。この間に中止や延期になったコンサートや公演、イベントの数は6000を超えるという数字を見ました。気が遠くなります。じゃ、おやすみなさい。