無事終わりました、というのは変か。何か心配事があったわけでも、大丈夫かなと思っていたわけでもありませんからね。昨日、書いたように楽しいインタビューでした。あっという間の約50分。もっと話していたい、という感じでした。
アルバムがすごいんです。ベストアルバム「YOUR STORY」。4枚組52曲。ベスト盤なんだけど、代表曲を集めました、というんじゃない。それぞれのアルバムに主人公がいるようなキャラがある。一枚ごとにドラマがある。13曲に起承転結が織り込まれている。
キャッチフレーズ風に言うと「愛とはこんなにも苦しくて愛おしいのか、女とはこんなにもいじらしい生き物なのか」という感じでした。人と人がめぐり逢って愛し合う。その喜びや悲しみや裏切りや疑心暗鬼や未練や後悔。そこから立ち直って歩き始めて行く。
でも、予定調和じゃないんです。どんな失恋や挫折の涙も、その後には虹がかかる、というようなお決まりのストーリーじゃない。4枚のアルバムの最後にこれでもか、というオチがついている。JUJUの歌も劇的でした。英語の歌だったら、こんな風にドラマチックにならないだろうと。日本語の良さを感じたりしました。
デビュー16年。その間で歌に対しての姿勢がどう変わったか。それぞれのDISCの「核」になっていると思われる曲を取り上げながら話が聞けました。かなりざっくばらん。ぶっちゃけ。意外に思われる方も多いんじゃないでしょうか。アルバムを聴く時間とかも入れて一日JUJUでした。
自粛期間、まだ続くんですね。何が動いていて、何処に向かっているのかが皆目見えてきません。緊急事態だの私権制限だの、締め付けばっかりが先行しているように思えます。昨日の「毎日新聞」の「夕刊」に”コロナに便乗してしようとしていないか”という大きな記事がありました。
同感なんです。やってほしいことをやらずに、この機に乗じて自分たちの支配を強めようとしてるように思えてなりません。感染者の発生が少ないのは、ちゃんと検査してないから、なんでしょうし。相撲も野球も、やっぱり無観客は不気味です。
というわけで、やっぱりこういう話になってしまいました。しょうがないか。曲ですね。アルバムにこの曲が入っていて良かった、と思いました。この曲、好きなんです。思わず聴き入ってしまい、涙ぐみそうでした。JUJU「ANTIQUE」を。聞いてみてください。じゃ、おやすみなさい。