というのも妙な書き方ですけど。でも、去年、一昨年と加山さんにまつわるニュースは、明るいものばかりじゃなかったですからね。人生の一部のようだった光進丸の火災とか、脳梗塞とか。大丈夫かなと思われた方も多いのではないでしょうか。
マスコミの扱い方というのはそういうものではあるんでしょうけど、元気でした。実にお元気そうでした。去年の脳梗塞も9日間の入院で完治して何の後遺症もなく、その後にツアーには復帰して今も続いてます。
インタビューは2017年以来なんですが、むしろ、あの時よりも健康そうに見えました。すっきりしていたという感じでした。身体に気を使われていることが伝わってきました。そのことをお伝えするインタビューになったかもしれません。
1937年4月11日生まれ。もうすぐ83才。NACK5「J-POP TALKIN’」の最年長ゲスト。緊張しました(笑)。今野さんの代りを「K's Transmission」のデイレクターが引き受けて頂いたんですが、「緊張してましたね」と言われてしまいました。
緊張しますよ。僕の番組は台本がありませんし、話がどう展開してゆくかはやってみないと分からない。一つのテーマを考えても、その話が広がるかどうかは保証がない。何しろ芸能活動60周年。膨大なテーマがあるわけです。
聞きたい話は山ほどあっても、そのことに彼がもう関心がないかもしれない。頭の中で描いていたように質問できるかどうかも自信がない。ああでもないこうでもない、と考えれば考えるほど緊張感は増してゆく。逃げ出したいくらいでありました。
そういう意味ではテーマはあったんですよ。2月12日に新曲「Forever with you~永遠の愛の歌」が出ます。10年前に”ザ・ヤンチャーズ”の新しい名前、加山雄三&The Rock Chipperesというバンド名の新曲です。
メンバーは森山良子さん、谷村新司さん、こうせつさん、さださん、TH EALFEE。詞をさださん、曲を高見沢さん、ボーカルをそれぞれ、コーラスをTHE ALFEEという
曲です。その曲と、そのメンバーを軸にどう話を広げるか。どうなったか、是非、お確かめください(笑)。
というわけで、矢井田瞳さんとインタビュー二本立て。終わりました。フーフー言ってます。そう、マスクがなかなか手に入りません。地元や吉祥寺、渋谷、コンビニを何軒はか回ってやっと一組。寝るときもマスクしてますからね。どうなるんでしょうか。
というわけで、加山雄三&The Rock Chipperes「Forever with you~永遠の愛の歌」。ロックチッパーズというのは、60代・70代・80代の意味です。じゃ、おやすみなさい。