福岡サンパレス公演、三日目、終わりました。良いコンサートでしたよ、という話は置いておくとして(笑)。このまま書くと筆が滑りそうですから、自分でブレーキをかけないとね。でも、筆が滑るとは言わないか。指が走る、動き過ぎる、というのも変か。
この指が勝手に動くんですよ、っていうのもどっか嫌らしくないですか。ないか。考えすぎですね。指がどう動くんだって。スリとかじゃあるまいし。口の開いているハンドバックを見るとつい指が動いてしまうんですよ、ってか。
電車の中にもいるかもね。つい指が動いてしまう、という人。夏になるとやばいんですよ。女性が薄着になって、というのも犯罪です。駅にポスターが貼ってあります。そうか、指が勝手に動くというのは犯罪行為に近いのか、って何を書いてるんだ(笑)。
しょうがないよ、指が勝手に動いてるんだから(笑)。動かないことも多いんですよ。こういう何を書いてもいい時は勝手に動いてくれるんですけど、書こうと思うとそうならない。特に、です、ライブ中のメモがそれです。おう、何とか本筋に戻りましたね。
ライブ中にメモを取るんですが、それが追い付かなくなってる。これは今回、強く感じてることですね。特にMC。暗い中でメモを取るんで、字が読めない、ということはあるんですけど、それ以前にスピードが追い付かない。
話を聞いていて、途中でメモしようとしても頭に入ってない。最初の言葉は思い出せても最後まで行かない。メモの意味をなさない。みゆきさんの口調は早いし、イントネーションに富んでいる。後になって困りそうだなあと思うことが多いです。
福岡で一滴も飲まなかったは初めてでしょう。以前は、こんなにお酒と食べ物がおいしい街はあるか、と思ったりしてましたけど、もうそういう欲求がない。飲み屋で遅くなるより早く会場に行きたい、という気持ちの方が強い。
良い事だなあ、と思ってます。おいしい飲み屋や居酒屋はたくさんあっても、今日、このコンサートをやってるのは、日本中でこの街だけ。その会場に居られることの意味の方が重いわけですからね。そんなことを噛みしめながらのツアー取材。もう4分の1が終わりました。
その街ならではのエピソードやストーリーをどう見つけるか。そして、ツアーが終わって時にどんな感情になるのか。自分でも楽しみであります。次は2月13日のNHKホールです。明日はBEGINの渋谷公会堂。このまま寄ろうと思ってます。
というわけで、これが最後の博多になるのかな。それは寂しいね。また来ます、という感じで帰ります。でも、福岡はいつ来ても元気な印象ですね。日本中でここだけじゃないでしょうか。福岡を歌った曲。ありますよ。ASKAさん「Fukuoka」。じゃ、おやすみなさい。