ということなんでしょうね。親族でも家族でもないわけで、特にそう決めたわけではないんですが、気分的にはそういうことなんだろうなあ、という一日でした。自分から喪に服そうとか、意識的にそうしたわけじゃないんですが、どっかぼんやりしてる。気持ちの焦点が合わない。気が抜けている。こういうのはあんまり経験がありません。
身内ということでは2004年に親父がなくなってるんですが、その時とも違う。哀しいとか喪失感とかでもない。不意に涙がこみ上げるとか、そういうのでもない。でも、どっか空しい。ぽっかり何かが欠けている。何でしょうね、これは。
突然、何かが終わることがあるんだ、ということを痛感させられたダメージなのかなとも思いますね。明日、自分の身に同じようなことが起こらないとは限らない。今日、元気だからと言って明日も同じように過ごせる保証はどこにもない。むしろ恐怖感に近いでしょうか。
もし、そうだとしたら、自分はどうすればいいんだろうとかね。そういう途方に暮れる感じかな。仕事、手につきませんでした。原稿一本、お休みさせて頂きました。明日はどうなるでしょう。少しは戻るといいんですけど。
でも、近しい方がなくなると、多かれ少なかれ、こういう状態になるんでしょうね。幸い、そういう経験がなかった、ということに尽きるのかもしれません。頭が回りません。じゃ、おやすみなさい。