入れました(笑)。結構時間がかかりました。”ログイン”が出てはすぐに消えてしまうんです。前にもこういう状態になったことがあったんですが、自然に戻った。今回はそうじゃなかったです。もぐら叩きみたいに躍起になって捕まえてやっと。神経戦でした(笑)。
今日は、阿部真央さんのインタビュー。NACK5「J-POP TALKIN’」の「雨のパレード」の次。22日に9枚目のアルバム「まだいけます」が出ます。デビューが2009年の1月21日。去年が10周年。11周年の記念日の翌日です。
彼女が90年1月24日生れ。30才の誕生日の二日前、色々区切のいいアルバム。去年、10周年で初のベストアルバムが出たこともあって、次に向かうアルバムになってます。女性シンガーソングライター自体が多くない中で貴重な存在です。
でも、インタビューは何と9年ぶり。3枚目のアルバム「素」が出た時以来だったと思います。その前にもインタビューしてますね。それは、19才最後の日、という区切りの日でありました。それだけ空いてしかも力作アルバム。それも珍しい例でしょう。
何で空いたのかなあ、とか。そういう巡り合わせだったんでしょうね。20代前半の若いロッカー、シンガーソングライター、発展途上。もうロートルの必要はないな、と思ったのかもしれません。たまたま他のアルバムと重なったとか、理由は色々でしょう。
この9年の間に色んな事があったのも知ってました。喉を傷めたり、結婚して母親になったり、別れたりね。人生経験を経てもう一度突っ走ると宣言したアルバム。デビュー当時よりも色んな事をぶちまけている感じでもあります。
そう、何かをかなぐり捨てて叩きつけている。それも勢いまかせじゃなくてちゃんと計算もされている。若い頃とは違う大人の一途さ、深情けのような情感が備わっている。年上の彼を”看取る”みたいな歌詞もありました。
インタビュー、面白かったですよ。自分で詞も書いているわけで会話の言葉のテンポも機転も効く。話に裏表がない。自分の気持ちや歌の説明も的確です。だから10年やれてるんだなと思わせてくれました。オンエアは2月前半二週です。
収録が早め、前倒しになっているのは、明日からみゆきさんのツアーが始まるからですね。同行取材します。スケジュールが大変になるので、早めに、という作業です。昨日、ゲネプロだったんですが、すでに打ちのめされております。
こんなコンサートを僕が書けるんだろうか、そんな武者震いのようなプレッシャーともに初日を迎えます。で、さっきニュースが入ってました。台湾総統選。蔡英文さんが再選しました。良かったですねえ。台湾を香港にするな、という声が勝ったことになります。
自由の島・台湾。香港みたいにならないことを祈ってました。これからもです。みゆきさんのアルバム「CONTRALTO」の中の曲のタイトル「歌うことが許されなければ」を借りれば、世界は”歌いたい人”と”歌わせない力”のせめぎ合いになってます。
”歌わせない大国”と”歌おうとする島”。日本も後者であるべきでしょう。というわけで、今日もみゆきさん「歌うことが許されなければ」を。じゃ、おやすみなさい。