恐縮ではありますが、先日の書き込みコメントは削除させて頂きました。指摘されなかったらずっと恥をさらすことにもなったわけで、心苦しくもありましたが、公開でしたからね。「この人はこんないい加減な人なんですよ」と言われ続けているような気がして書けませんでした。
書かれた方に悪意もなかったでしょうし、訂正もしましたからお許し頂けるようにも思います。もらった手紙を処分する時に、差出人に「処分してもいいですか」とは聞かないでしょうし。ともかく肝に銘じます。忘れて頂けると嬉しいです。僕は忘れません。
で、明日、今年最初のインタビュー。1月22日に4枚目のアルバム「BORDERLESS」が出る雨のパレード。NACK5「J-POP TALKIN’」の1月後半のゲストです。リーダーでソングライター、ヴォーカリストの福永浩平さんです。
お会いするのは初めて。今までのインタビューを読んでるとかなりの理論家、そして硬派。2013年結成、2016年メジャーデビュー。当時は4人組で、去年3人になりました。新体制になっての最初のアルバムです。
気になったのはメジャーデビューの時ですね。まず名前に魅かれました。良い名前だなあ、という第一印象。昔のアメリカのミュージカル「雨に唄えば」みたいな語感。ジーン・ケリーというミュージカル俳優が雨の中でタップダンスするシーンは有名です。
69年のアメリカ映画「明日に向かって撃て!」の主題歌「雨にぬれても」もあるし。そういう中でも「パレード」というのがいい感じだなあと思いました。でも、音楽はどっか煙っている。ロックバンドという感じじゃない音像。アートロックに近い感じでした。
もう少し時間を見てインタビューさせてもらおうかなと思ったまま4年が経ってしまいました。今、機会をもらわないと、もう手遅れかなと思ってのインタビューですね。そうなんですよ。こういうのはタイミングが重要なんです。
そうやって機会を逃してそのまま縁がなくなってしまう、という例も少なくありません。というか、そういう方が多いでしょう。新作アルバムは、新しい扉を開けた感じ。今までのやや屈折した反抗心みたいなものが素直さになって出てます。
メジャーの一枚目が「NEW GENERATION」ですからね。二枚目は「CHANGE YOUR POPS」。世の中を変えよう、みたいなスピリットに裏打ちされている。歌詞にもありましたが”クールなふりして中指立ててる”んです。
”大人に言うことは気にしなくていいぜ”とかね。”我々は文化という流動的な共同体である”という歌詞もありました。どれも一枚目と二枚目なんで、新作にはそんなに生硬な言葉は出てきませんでしたけど。オシャレなんだけど硬派。91年生れです。
そうか、米津さんや小袋成彬さんと同じか、と思ったり。こんなジジイで会話が成立するんだろうか、と思いつつ、です。というわけで、曲ですね。こんなタイトルの曲もありました。「1969」。1969年のことを歌ってます。じゃ、おやすみなさい。