あらためて明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。どんな年明けをお迎えでしょうか。というようなことは一昨日か、カウントダウンの流れで書きましたけど、あの時はお正月というより気分は大晦日でしたからね。新たな気分で、です。
気分一新。なるかなあ。いきなり懐疑的(笑)。行ったり来たりの迷い道。今年もそうなるかもしれません。迷い道、くねくね、った誰だっけ。渡辺真知子さんだって、話が寄り道してますね。いつものように、ですけど、
昨日、今日、お正月らしいお天気でした。今日は曇りがちではありましたけど、午後は晴れ間も見えましたからね。お正月気分、と言っていいんじゃないでしょうか。あくまでも東京は、ですけど。冷え込みのきびしい地方もおありでしょう。
正月らしい正月を過ごしましたよ。絵にかいたようなお正月。昨日は息子の家族が家に来て、今日はオフクロが施設から元の部屋に日帰り外出、そこに姉弟の家族が集合するという二日続きの家族イベントとなりました。
姉も弟もみんな70代になりましたからね。でも、何とか全員無事。まあ、細かいことを言えば、去年は入院した時期があったとか、手術をした、とかありましたけど、とりあえず顔を揃えられたことで十分という感じでした。
仮に入院したり手術したりしても、それが「したんだよ」という過去形で語れることは、今はそうじゃない、ということですからね。過去形話が大仰であればあるほど「そうだったんだ、大変だったねえ」と盛り上がるという面もありますし。
それぞれの孫の成長する様子も確かめられましたしね。そして、何よりもおふくろが戻れたことが大きかったでしょうね。クリスマス前かな、呼吸が変だ、ということで病院に緊急搬送されたりしてたんです。
その時は正月は戻れないなと諦めたりもしたんですけど、幸い体調が戻って今日を迎えました。99才。100才イヤーの幕開け。ほとんど横になってますが、食事は車いすでテーブルに向かえました。
言葉のロレツはもうかなり怪しくて、何を言ってるのか聞き取れないことも多い。でも、理解する力は残っていて食事もできる。軽くビールに口をつけて満足そうでした。食べられることが何よりの元気の素なんでしょうね。
でも、当たり前のことですけど、こんな正月を迎えるようになるとはなあ、という感じはこれまでで一番強かったですよ。全員顔を揃えられるということがこんなに愛おしいんだ、と思えたもの初めてでしょう。
”終わって行くこと”が身近になって初めて思う事もある、ってどっか湿っぽいな(笑)。カラッと行こう、カラッと。氷室さん風に言えば「フォークのバンドじゃねえんだからジメットすんな」という感じでしょうか。彼の還暦アルバムが出るかどうか、今年後半の最大の関心事であります。
でもね、これが晩年ということなんですよ。というわけで、明日から仕事。気合を入れて始めないとね。曲ですね。8日に発売になるみゆきさんのアルバム「CONTRALTO」の一曲目「終り初物」を。こういう言葉があるんだそうです。じゃ、おやすみなさい。今年が良い年になりますように。