FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の11月特集。太田裕美さん。後半の二週は本人登場。一週目は松本隆さんが詞を書いた曲について、二週目は11月1日に出た45周年アルバム「ヒロミ★デラックス」についてです。
こんなことは大きな声で言えないんですが、実は初対面。意外に思われたりもするんですけど、そういう時代だったとしかいいようがない。縁がなかったんです。僕はシンガーソングライターとの接点が多かったですからね。
それも男性のアーテイストかバンド。女性は回ってこなかった。自分から積極的にもならなかった。今は、そうじゃないと思ってますけど、やっぱりアイドル寄りに見えていたんでしょう。特に70年代はそうでした。
今は、彼女がどんな存在だったかは分かります。アイドルとニュー・ミュージックの架け橋になった。彼女のアルバムを聞き直すと、よく分かります。松本さんが書いていた詞はシンガーソングライターにはない実験的なものも多いです。
筒美京平さんのメロデイーもシンガーソングライターには書けないプロのヒットメーカーならではのバラエテイ。アルバムの完成度は高いです。というようことはジブリの「熱風」で松本さんの連載を書くようになったからこそです。
インタビューとかを読んでると、「素の私はがらっぱちで歌の主人公とは全然違うんです」というような発言も多いです。どんな女性なんでしょうね。でも、45年もやっている人と「初めまして」はかなり気が引けます。
松本さんが今日のインタビューの中で言ってましたけど、チューリップとかTHE ALFEEとか浜田さんとか、彼が詞を書いた曲は当時、敬遠されてあんまり歌ってもらえなかったけど、時間が経つと再評価してくれるんだ、と。
浜田さんの「LOVE TRAIN」のこともね。ツアーで歌っていたのは知ってました。というわけで、曲ですね。話の流れですね。浜田さん「LOVE TRAIN」。ファンクラブツアー、週末は東京公演。僕は土曜日に行きます。明日はスタレビのサンプラです。じゃ、おやすみなさい。