”前期高齢者”じゃなくて”元気高齢者”。僕がつけたわけじゃありません。高見沢さんがステージでそう言ってました。東京国際フォーラム、秋のツアー「Battle Starship Alfee 秋の乱」の東京公演。元気でした(笑)。
笑っちゃいけないか。普通はいけませんよね。高齢者を笑いものにするのか、と言われそうですし。でも、そういうことは別にして一杯笑いました。涙が出るくらいに笑いました。バンドのコンサートで”笑いました”という感想を胸を張って言えるのは彼らくらいでしょう。
デビュー45周年、ツアータイトルと同じ新作アルバムを携えてのツアー。アルバムの曲がたくさん聞けると言う新鮮さは久々ですね。過去の曲に頼らないという現役感が溢れるライブでした。で、例によってのお楽しみコーナーもあるわけです。
気のせいか、3人とも少年化してきてるように思ったんですよ。年をとると幼児化するという言い方もあります。まだそこまで行ってないでしょうけど、少年ぽい無邪気さは増している。自分たちが楽しくてしょうがないという感じになってる。
そんなこんなでこの先の話をしたしりながら、今、元気だと言ってる中で「元気高齢者」という言葉が飛び出しておりました。高見沢さん・坂崎さんの二人はすでに65才。桜井さんは来年1月。前期高齢者というのは65才から74歳までなんですって。帰りの電車の中で調べました(笑)。
ということは僕も前期高齢者なわけです。でも、後二年で後期高齢者。すごいなあ、と他人事のように電車の中で感心しておりました。感心してどうする、ですけど(笑)。そうなると色んな事が面倒になるということもね。それはどうでもいいか。
”元気高齢者”という言葉が妙にしっくり来たんで書いてしまいました。ということで、明日、早いんですよ。と言っても7時起き。普通か、普通の元気高齢者の方達はもう動き出してますね。曲ですね。高見沢さんが「50周年をイメージして作った」という曲、新作アルバムから「いつかの未来」を。じゃ、おやすみなさい。