いいお天気でした。雲一つない青い空、ちょっと強かったけど爽やかな風。今年一番秋らしい空だったかもしれません。しかも道路がチリひとつなくきれい。清掃車でもあんなにきれいにはならないでしょう。昨日の雨が洗い流してくれたんでしょうね。
おまけに道端の草むらで虫が鳴いてました。鈴虫とこおろぎくらいは分かりますからね。昨日の雨の時、あの虫たちはどこにいたんだろう。雨で流されたりしなかったんですね。昆虫、すごいな、と思いました。
台風一過。9月の台風は行った後に倍返しのような猛暑日が来ることが多いですけど、これが秋の台風なんだなあ、と感傷的になったり。まあ、それも雨漏り程度で済んだからで、被害に見舞われた方たちは、そんな悠長なことは言ってる場合じゃないわけですが。
お見舞い申し上げます。早い復興を祈ります。台風が行ってしまえば、ニュースは取り上げなくなるでしょうけど、水が引いた後どうされるんだろうと思うとほんとに大変だろうなと思います。水に浸かった家具は使いものにならなくなったりするでしょう。
そういう映像を見ながら、あの映画「天気の子」を思い浮かべてしまいました。あれだけヒットしましたから、きっと同じようなことを思われた方もいらっしゃるでしょう。これは映画だからで、現実にこんなに降ることはないだろうな、と思って見てました。
現実にそういう出来事が起きてしまった。当たり前ですけど、アニメとは天と地ほど違う生々しさ。とんでもないことが起きている。こういう台風が珍しくなくなる時が来るんでしょうか。気候変動がもたらす自然災害とどう対処するか。
ミサイルや戦争は外交の駆け引きで回避できるでしょうけど、自然相手はそうはいかない。日本列島誕生以来の「想定外」の事態に突入してるのかもしれない。こういうのを「国難」というんでしょう。日本だけじゃないですね。戦争なんかしてる場合か。
お天気、明日また雨なんだそうです。追い打ちになるようなことのないことを。今日、陽射しがあったんで、おまけのようなアロハ。これがほんとの着納め。このまま年末に向かいます。こっから早いですよ。すぐに年末です。
というわけで、「天気の子」の主題歌。RADWIMPSの「愛にできることはまだあるかい」。今年、一番感動した曲がこれでした。時々、「愛」が「僕」になったりしてます。じゃ、おやすみなさい。