NACK5「J-POP TALKIN’」の11月のインタビューゲスト。先日、10月2日に4枚目のアルバム「Attitude」が出ました。全17曲という力の入ったアルバム。まだデビュー4年とは思えない聞きごたえのある作品になってます。
インタビューは3回目かな。去年の4月のアルバム「ENSEMBLE」の時にもお願いしてます。あれから1年半、ツアーを二回も行うという中でこれだけのアルバムを作った。彼らの勢いそのものでしょう。
インタビューを受けてくれるのは、ボーカル・ギターの大森元貴さんとギターの若井滉斗さん。中学の同級生、二人とも96年生れ。今年23才。若いです。超、若い。そういう意味では米津玄師さんを最初に聞いた時以来じゃないでしょうか。
年齢で言うと米津さんを最初に聞いた時よりも若い。特に、作詞作曲を全て行っている大森さんは小学校の時に初めてバンドを組んだ、高校の時に音楽に専念したいと中退して通信教育で勉強していたという経歴です。
詞も曲も同時に出来る。曲作りに悩んだことがない。プリプロも作らない。全部頭の中にあるという天才肌。それは聞けば分かります。作詞に苦労したという痕跡が全くない。自在、自由、思ったことが全部曲になっている。
「Attitude」というのは姿勢、態度、心構え、という意味ですね。音楽に向かう姿勢、生きる心構え、感受性の強い23才に今の社会がどう映っているか、その中で音楽に何を求めているか、真摯で躍動的で饒舌なアルバムです。
若々しいんだけど、幼くない。無邪気なんだけど子供っぽくない。こういう若者がいてくれてホッとする。そんなアルバムです、じゃ、分かりませんよね(笑)。でも、才能ある若者は次々と登場してくるという例には間違いありません。
そう、武部聡志さんがプロデユースした拓郎さんのトリビュートアルバムで「流星」を歌っていたことで知ったという方もいらっしゃるでしょう。あれ、嬉しかったですね。ということで、曲です。高校サッカーの応援歌だった曲「僕のこと」を。じゃ、おやすみなさい。