何だ、いきなり(笑)。言うまでもなく寺尾聰さんと南佳孝さん。1981年の大ヒットという共通点があります。スタジオ・ジブリの機関誌「熱風」の「風街とデラシネ・作詞家松本隆の50年」の連載。今度の原稿が11回目になります。
先月が1979年から1980年。いよいよ80年代の幕が開きました。「A LONG VACATION」が発売になります。というところで終わったんで、次は81年。まずは、その2曲から始めようと思って、その時の事とかその2曲のことを調べておりました。
調べて、は大げさか。資料を見ていました、程度ですね。でも、80年代になると松本さんの作品の量が爆発的に増える。81年は、松田聖子さんにも書き始める年ですからね。「白いパラソル」と「風立ちぬ」があるわけです。
「風立ちぬ」はシングルとアルバム。両方とも大瀧詠一さん。「A LONG VACATION」から繋がっている。一気に緊密な関係になってゆく。その一方で細野晴臣さんのイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」もある。
それにしても”作詞家・松本隆”は巨大です。陽水さんもそうでしたけど、松本さんは超売れっ子作詞家ですからね。作品の数も桁が違います。”巨人”の質が違う、というと変ですけど、これもまた力不足を痛感しながらの作業であります。
そういう意味では、70年代は同じ場所にいた、という感じもしてましたし、視野にも入ってました。でも、こっからはそうはいかない。松田聖子さんを一から勉強するという感じになってますね。
勉強、は言葉が硬いな。聞き直すかな。辿りなおす、か。締め切り、間に合いますか。でも、こういうプレッシャーがないとやっている意味がない、という気もしますし。それに持ちこたえられなくなる時が引退、ということなんでしょう。
この間取材で会っていたのは、南佳孝さんのプロデユサー。何と、はっぴいえんどの母体のバンド、エープリルフールのデイレクターでもありました。作品を辿ることが、あの時代の制作者たちの人間模様を浮き彫りにする作業にもなってます。
というわけで、今週の週末は、そんな作業になりそうです。ネットの古本屋さんで松田聖子さんの本を買ったりしてます(笑)。9月も後少し。10月から消費税があがる。軽減税率とか、キャッシュポイントだとか、よく分かりません。
ヨーロッパの消費税の数字とか、どんな種別が軽減税率だとかの資料を見ましたけど、根本的な考え方が全然違うのに驚かされました。税率は高いけど救済策は論理的。こんなにややこしくて小手先で一時しのぎなのは日本だけでしょう。
ま、そういう政権の支持率が上がっているようですから、何をかいわんやであります。というわけで、曲。「ルビー」か「スローなブギ」か「風立ちぬ」か。やっと秋ですからね、聖子さんで「風立ちぬ」を。じゃ、おやすみなさい。