FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」9月の「井上陽水特集」。明日が最終週の収録。陽水さんご本人が登場です。締めくくりらしい週になりそうです。
陽水さんのインタビューは、いつ以来だったかなあと思ったら2012年に西日本新聞の連載「ビートルズが教えてくれた」を書いた時でした。7年ぶりか。ライブの会場で挨拶の機会はありましたけど、話は聞いてません。ずいぶん経ってますね。
でも、「ビートルズ」の時は、喫茶店でしたし、時間も適当。2時間くらい話したと思いますよ。そういう意味では雑談の延長。明日はスタジオですし、雰囲気も変わります。何よりも時間が限られてます。
テーマは「50周年」。でも、通り一遍の質問でははぐらかされることは目に見えている。どうしたもんか、と色々考えておりました。曲を入口にしてどう話を広げるかとか。曲をうまく挟んで話をコンパクトにまとめてゆくとか。
一応、台本めいた流れは作るわけです。一応、事務所には送っておきましたが、見ないだろうなあと。そんな予定調和な流れは嫌だとか言われそうですし。ともあれ手ごわそうです。スリル満点ね(笑)。
それにつけてもロバートキャンベルさんの「井上陽水英訳詩集」が刺激になってるんですよ。一つの言葉の解釈をこんな風に書いた本はなかったでしょうし、日本の音楽ジャーナリズムがこれでいいのか、考えさせられます。
ネット情報がそうなってますからねえ。売れたとか、売れてるとか。インタビューでもその人の言葉の垂れ流しだし。自分の頭と言葉で考えて書いている記事が本当に少ない。不要になってるようにも見えます。
もう、自分のやることはないのかなあ、みたいな気分になるのも、そういうものを目にした時でもあるんですけどね。でも、キャンベルさんの本を読むと、そうじゃないでしょ、と言われているようにも思えます。
昨日、22日から50周年ツアー「光陰矢の如し・少年老い易く学成り難し」の後半がスタートしました。そんな話も聞いてみようと思います。いずれにせよ、当たって砕けろ、という感じかな。砕けちゃ、しょうがありませんけど(笑)。
というわけで、曲ですね。陽水さん、「傘がない」を。キャンベルさんが「I’ve Got No Umbrella」と訳したら、陽水さんが「それは違う」とはっきり否定した、という曲。なぜか。英語は主語がないと成立しない。
でも、陽水さんは「僕がない」というだけじゃないから「No Umbrella」だけにしてくれ、と言ったというエピソードがあります。前半のツアーの前にテレビで「当時は”傘”がない」だったけれど、最近は「ない」という歌に思えてくると言ってました。
ないものは「傘」だけじゃありませんからね。そんな話も聞いてみようと思います。じゃ、おやすみなさい。