ライブですね。横浜アリーナ。アルバム「ANTI ANTI GENERATION」を携えたツアーの追加公演。映画「天気の子」も公開中ですし、まさに”旬”なツアー。楽しみですね。「天気の子」、ライブの前に見ておかないとと思って、昨日見ました。
平日の夜前、夕方の回でしたけど、半分くらい入ってました。府中というところのTOHO シネマでそれだけ入ってるんですから、ヒットしているということでしょう。場所柄でしょうけど、若いお客さんが多かったです。
アニメを見るのは「君の名は」以来。普段は、テレビでもほとんど見ません。面白かったです。新鮮でした。色彩感もありますけど、実写に比べて動きが速い、視界も広いし描写も細かい。その分、集中するんで疲れる、という言い方も出来ますが(笑)。
でも、かなり感動的でした。”晴れ女”という設定の妙。ゲリラ豪雨が当たり前の天候異変という、今の状況が重なり合うというということもありました。こういうこともありえるよなよいう近未来感がリアルでした。
「君の名は」は東日本大震災でしたけど、「天気の子」も、フィクションなんだけどどこか現実を連想させました。そこに純愛が絡んでくる。少年と少女。「君の名は」よりも青春ドラマぽかったのは、少年の設定と東京という舞台のせいでしょうね。
これはネタバレになるんで、少し慎重にはなりますが、ジェームス・デイーンの映画「理由なき反抗」を思い浮かべたんですよ。少年が家出少年という、世間的な意味での”不良”だったこともあります。そして、小道具にピストルが出てくることがありました。
もし、「天気の子」は見たけど、「理由なき反抗」は知らない、という方は、是非、ご覧になってみてください。少年とピストル、という組み合わせとハイライトシーンで警官隊に囲まれるシーンがまさにそれでした。
音楽、RADWIMPS。「君の名は」のようにインストもあります。でも、何と言っても「愛にできることはまだあるかい」。効果的でした。エンドマークが出ても席を立つ人がいなかったのは、曲が大きいでしょう。
あの曲、好きなんです。「君の名は」の「前前前世」とは違うバラード。何度聞いてもいい曲だなあと思います。今年、前半の曲で一番好きかな。ライブでどんな風に歌われるか。あの曲を聴きに行くという感じもありますね。
というわけで、8月もそろそろ終わり。色んな事があったなあ、と思いつつ。例によってやり残したことだらけ。しょうがないな。というわけで、RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」を。じゃ、おやすみなさい。