ANN。「オールナイトニッポン」ですね。今、流れてます。と言って、今日の放送は1時ですからね。2017年の10月16日放送分。ネットにあったんです。すごいねえ。音楽はカットされてますけど、トークは丸々上がってました。
この間、菅田将暉さんのアルバム「LOVE」について書いてから、ずっと彼のことが気になってるんですね。まあ、気になってるのは、三年前かな、初めて曲を聴いてからなんですけど、何か書こうとかなと思ったら、色んな事が知りたくなった。
今回のアルバムにも米津さんプロデユースの「まちがいさがし」も入ってますし、二人の関係が改めて気になった。波長が合ってるというか、共通するものがある。それは何だろうと思っていて、以前、二人の放送があったよなあ、と探したら出て来ました。
米津さんのアルバム「Bootleg」が出て時ですね。二人のコラボ曲「灰色と青」が入ってました。その曲を中心にした話。これが面白いんです。奔放でどこか不遜な菅田さんとぼそぼそと論理的に話す米津さん。でも、噛み合ってる。
二人がお互いに共通するものを「エネルギー」「熱量」と言ってましたね。米津さんは菅田さんのことを「暴力的」「何だろう、この人は」と思ったという話もしてますね。彼は菅田さんの声を絶賛。「カルチャーショック」という言い方もしてました。
この間も書きましたけど、菅田将暉さんのことは殆ど知らない。ドラマも見たことがない。番組も初めて聞いたんです。どこか怖いもん知らずの生意気さ、でも、何かに駆り立てられるような危うさもある。それは米津さんの中にもあるように思いますね。
あの「Bootleg」のアルバムにもあった「駆り立てられる何か」。それが内攻する米津さんと発散する菅田さんなのかな、と思ったりしながら聞いてました。あの二人、どうなってゆくんでしょうね。
アルバム「LOVE」はそんなに簡単に書ける代物ではないかもしれない、という感じであります。というわけで、改めて二人の「灰色と青」を。乾いた郷愁と濡れた諦観、って何だ、それ(笑)。じゃ、おやすみなさい。