のつもりなんですが、っていきなり弱気。メットライフドームの25周年ライブ。今日が一日目で明日が二日目。「よいGLAY」と「わるいGLAY」と分けられてます。どういう分け方なんだろうと思ったりもしますけど、何となくわかるような気もします。
彼らの音楽の中にある二面性。ヒューマンでひたすら切なく愛おしいラブソングとそれだけでは収まらないダークな側面。人の弱さとか悪意とか、歴史の闇とか、世の中の仕組みに対しての視線とか。それを分かりやすく例えると、そういう分類になるのかもしれません。
と言ってもまだ何の情報もないんで想像に過ぎませんが。でも、二日ともファンからのリクエストだそうですから、そんなに意表をついたものにはならないようにも思いますが。という分け方があって明日にしようと思ったわけではありません。
気温です。明日の方が少し気温が低そうだから、というとかなり情けない。及び腰。日和見。何がなんでも、倒れても行くんだ、という覚悟が感じられない。今日も暑かったですからねえ。大宮のNACK5で「J-POP TALKIN’」の完パケをしたんですが、街中熱気でした。
その足でメットライフのつもりだったんです。でも、耐えられる自信がない。メーカーの担当の方には、熱中症のことを話して、明日にしてもらったんですが、どうなるでしょう。こんな気持ちでライブに臨むのは初めてかもしれません。
違うか。一昨年、熱中症になった後にMr.Childrenの日産スタジアムがあったんだ。あれも暑かったんです。でも、復帰できたことの方が大きくって、夢中で過ごしたという感じでしたね。怖さ知らずな感じがあった。
今、違うんです。怖くてしょうがない。時間が経っている分、余計そういう記憶になって残っているんでしょうね。あれから二年年を取ってるわけで、体力ももっと衰えているって、何だか討ち入り前夜みたい(笑)。
テレビでもやるんだし、そんな思いをしてまで行くことないじゃない、というのはカミサンの意見。テレビでやるからこそ現場に行きたい。GLAYのメットライフは20年ぶりか。98年かな。「pure soul」ツアー以来でしょう。
あのツアーはほぼ全行程同行して「夢の地平」という本を書いたんです。浜田さんの「ON THE ROAD AGAIN」では出来なかったことをやってみたかった。物書きとしての青春の証し、みたいな本でした。青春と言っても僕は50代になってましたけど(笑)。
そういう意味では、僕の中でも区切かな。これで終わり、みたいな気分もどっかにあって何とか行きたいな、と思っているわけですが。明日、ピーカン、35度にならないことを願うばかりです。逆テルテル坊主ね(笑)。
今度、GLAYの特集番組があるんで、今日、選曲してました。久々に聞いた「BE LOVED」に涙ぐんでしまいました。あの曲。良い曲だなあ。”もうどれくらい歩いてきただろう”という歌詞が、当時よりもずっしりと感じました。
その分、全体の誇らしさみたいなものが、よりピュアにも聞こえましたし。でも、明日は「わるいGLAY」だからやらないでしょうね(笑)。というわけで、どうなるのかなあ。曲です。これですね。「BE LOVED」を。じゃ、おやすみなさい。