「なんだったんだ?7days」という曲がありました。バービーボーイズ。あの曲のタイトルが思い浮かんだんでタイトルにしただけで、”?”みたいな大げさな意味はないんです。テーマ的には前の漢字の方ですね。
昨日、戻りました。東京、暑いです。気温だけじゃなくて、建物。家の室内の温度がすごかったです。畳や家具や布団、トイレや押し入れの中にも熱気が立ち込めて熱を持ってる感じ。全部のエアコンを全開にしてもとうてい追いつかない。
何とか、熱気が取れたのは今日の午後になってからでした。いきなり現実に引き戻されたみたいで、一昨日までの出来事が夢のよう。あれは何だったんだ、という感覚が、バービーの曲のタイトルにつながってます、って何を解説してるんだ(笑)。
でも、ばててました。気が抜けたみたい。カミさんは特に、そういう感じで今日は一日寝こんでました。風邪、というより無事に戻れたという安心感と脱力感。旅先で病院のお世話になるというのが、どのくらい心理的な負担になっていたかを思い知らされるようです。
それにしても色んな事があったなあ、という12日間でした。それだけの長い旅は、結婚してから二回目。その前はハワイでしたからね。泊ったのも三回目というコンドミニアム。勝手が分かってました。おまけにもう少し若かったです。
今回は、全部が初めて。国内でそんなに長いのもそうでしたし、場所についても何の予備知識もなかった。北海道自体についてもそうです。ニセコというのが、どこにあってどういう地域なのか、全く知らなかった。
宿にエアコンがないとか、あんなに暑くなるとか。バスは一日に3本しかないとか。タクシーを呼ぶのも大変という環境とか。無謀だったなあ、と思ったりするわけです。カミさんのことを引っ張りまわしてしまったなあという反省とか。
猛暑の東京を脱出して涼しいところで仕事、という、ドラマみたいなカッコつけたイメージに酔ってしまったんではないか。もう、そんなに簡単に長い旅行が出来る年じゃないんだよ、とか。ニセコは若いスキーヤーの街、免許返上しようかというジジイの行くところじゃない、とか。
色んな事があって面白かった、という気もするんですけど、しなくてもいい気遣いやストレスの方が多かったかもしれないとか。結局、家にいてエアコンの効いた部屋であんまり出かけないのが賢明だったのかなあ、と思ったり。猛省しきりなんです。
もう少し時間が経つと違う感じ方にもなるかもしれませんが、来年の課題が出来てしまいました。と言いつつ、当面の暑さをどう乗り切るか。ニセコのことはしばらく忘れて、ということになりそうです。
今度は台風ですし、身の危険を感じることばかり。僕らが知っている日本の夏はどこへ行ってしまったんでしょうか。大雨、お気を付けください。というわけで、曲です。これですよね。バービーボーイズ「なんだったんだ?7days」を。じゃ、おやすみなさい。