”児”じゃないですね。正しくは”爺”。締め切りジジイ。ちゃんとやりましたよ、って威張るな(笑)。スタジオ・ジブリの機関誌「熱風」の連載「風街とデラシネ・作詞家 松本隆の50年」。こちらに来る前に駆け込み的に取材したときのことは書きました。
どうにかこうにか入稿。その後の締め切り、「URC50年ベストアルバム」の選曲もやりました。両方とも締め切りの前日。こういうのも珍しいかな。二つ重ねるとどっちかが遅れる、というのが通例なんです。
ひとえに籠ってるからですね。今日もホテルを出ませんでした。ここは足の便が良くないんで、レンタカーとか車じゃないと移動が難しい。だから割安になってるわけですが。でも、観光とかしない身にとってはむしろ好都合、という感じでした。
昨日まではお天気で30度近くあったんですが、今日は小雨模様で、気温はかなり下がりました。今、20度くらいですね。昨日の夜は一枚重ねて寝ました。明日も25度は下回るようです。一昨日、35度だった帯広は最高で20度にもいかないようです。
東京はまだ暑そうですね。今、ニュースが流れてますが、熱中症でなくなった老人の話をしてました。クーラーがあるのにつけないでいて最悪の事態になってしまった。お年寄りは暑さを感じなくなる、と解説してました。
俺じゃん、と。完全に思い当ってしまう。救急車の中で隊員さんに同じこと言われましたからね。クーラーは必ずつけなさい。窓を開けて外気を入れようとしても外気の方が暑いから全く無駄、逆効果、命とりなんだと、こんこんと諭されました。
今年、東京を離れてみようと思ったのもそれですね。東京にいれば、野外も行きたくなるだろうし、炎天下も出ないといけなくなる。北海道まで来てしまえば、諦めもつく。それがこの結果になってますね。
ライブに行かないと現役感を感じられない、というのは、そろそろ卒業しないといけないのかなあ、と霧に煙った羊蹄山を見ながら思ったりしてます。来年の夏は東京オリオンピックでもっと混雑してるでしょうし。
来年もこういう形に出来るように頑張ろう、このために仕事をする、という感じですね、って、今年の夏はもう終わりか(笑)。こっからまた気持ちを入れ替えてやります。というわけで、ここは後二泊、その後札幌で一泊して帰ります。
今朝の新聞にニセコの開発を手掛ける会社が脱税で調べられたといいう記事がありました。シンガポールの会社と取引しているんだそうです。ニセコの一等地で超高級レジデンスを作っているのがシンガポールの会社でした。
何で知ってるかと言うとそういうこれみよがしの長大な横断幕に仕切られてましたね。まさに渦中の街だんだなと教えられました。というわけで、曲ですね。何でしょう。「URC50周年・3枚組ベスト」。「あの頃の歌」ではなく「今の歌」としてどう伝えられるか。
「君達はどう生きるか」という本が売れる時代ですからね。当時を知らない人たちにこそ聞いてほしい、というベストになればなと思ってます。ということで、加川良さんの「流行歌」を。じゃ、おやすみなさい。