移動です。やっぱりクーラーのないところには居られません。引っ越しました。そのペンションが嫌だったわけではないし、出来れば戻りたいな、と思って荷物は半分残したまま。でも、無理かもしれませんねえ。
そのペンションはオーストラリア人の女性とその友人が経営していて、朝食はその二人が作ってくれるんです。他に日本人女性が二人と男性かな。親切で愛想もいい。オーナーは日本語が出来ないんですが、「明日、日本食の朝食にしようか」と聞いてきたりしてくれる。
部屋も30ヘーベ以上あってツインベッドの片方はダブルベッド。僕は身体が大きいんで助かるんです。二階の階段の踊り場にテーブルがあって、そこから羊蹄山が見える。建物も大人数の泊れるロッジもあって敷地も広い。
バーベキューのテーブルがいくつかあって、その目の前羊蹄山。ロケーションは最高なんです。建物もレンガ作りの二階建てで玄関が赤いポストみたいな感じ。行ったことないですが、ヨーロッパのペンションというのはこういう感じなんだろうなと思わせてくれる。
冬は外国人で一杯というが素直にうなずける。夏は空いているからというお値段もお得感がありましたけど、写真のイメージも大きかった。若い頃、こういうペンションで青春したかったなあ、という場所でもありました。
でも、です。ドイツ語みたいだね。デル・デス・デム・デン。イメージはヨーロッパって関係ないか。エアコンがないのはねえ。場所のせいじゃない。お天気が全て悪い。不運としか言いようがない。
ただねえ、ホテルはエアコンはあるんですけど、日本人が少ない。アジアからの人たちが半分以上。妙なんです。ここはどこだ、と言いたくなる。これが現実なんでしょうねえ。カミさんはほっとしたみたいで一日寝てました。
何しに、来たんだろうと思ったり。でも原稿は書いて帰らないとという状態。ただ、北海道の人はほんとに親切です。ペンションの従業員の女性も、このホテルのスタッフもほんとに感じがいい。今のところ、救いはそれかな。
この良さが外国人観光客に分かるのかなと思ったりね。昨日の夜は寒かったなあ。暑いと思って長袖とか置いてきちゃいましたからね。体温調整がぐちゃぐちゃです、と今日もぼやきで終わる旅でした(笑)。
でも、こんな異常気象で、酪農や農家の方は大変だろうなあ、と思ってしまいます。曲ですね。陽水さん、「暑い夜」。「J-POP LEGEND FORUM」、9月の特集は陽水さんになりそうです。じゃ、おやすみなさい。