空いてしまいました。三日間のごぶさたです。16日はサザンの東京ドーム。昨日と一昨日は、友人の私用で彼の故郷、帯広に行ってました。ちょっと教えて欲しいことがあって一緒に行ったんですが、帯広は多分、20年ぶりくらいでしょうが、いいところでしたねえ。
6月の北海道、人気ですもんね。今、NHKの朝ドラもあの辺が舞台なんでしょ。ホテルも飛行機もなかなか取れないという状況でした。これぞ北海道、という大地と広々とした空。アメリカ式の大規模農業が成功している地域。これぞ北海道という広大、雄大な景色が広がってました。
ほとんど遊びみたいなもんでしたから、一昨日、着いた時は、色々書こうかなと思ってはいたんです。でも、夜、彼とけっこう飲んで帰ってからホテルでお風呂に入ってしまって、気分が悪くなって。軽率ですよね。彼にも何やってるんだ、的なことを言われてしまいました。
というような話じゃないんだ(笑)。FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の7月分の特集は内田裕也さん。明日が一週目の収録です。ゲストはシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さん。青山葬儀所でのお別れ会で送辞読んだりしてました。彼の最初のバンド、サンハウス時代からのお付き合い。もう36年だそうです。
なくなった時にも書きましたけど、裕也さんのことは、夫婦愛的、家族愛的な報道が多かったですからね。そうじゃなくて、日本のロックの流れの中でどういう存在だったかを辿ってみようという一カ月なんです。で、一週目が鮎川さん。
73年、福岡で組んでいたバンドを見に東京から来た時に初めて会った、んだそうです。74年に福島県郡山市で行われた「ワンステップフェステイバル」にサンハウスは出てますからね。78年にシーナ&ザ・ロケッツになってからは毎年大晦日のニューイヤーロックに出てるという関係です。
二週目が頭脳警察のPANTAさん。彼は明後日の収録。ばたばたっと続きます。PANTAさんは、頭脳警察の前に日劇ウエスタンカーニバルにも出ていて、その頃から歴史が重なって行きます。相撲警察も73年の一回目のニューイヤーロックフェスに出てました。
日本のロックがロカビリーからGS、そしてロックと変わって行く過程を再検証するという感じですね。色々、発見があると思いますよ。ということで、裕也さんの曲。82年の「さらば愛しい女よ」という名盤アルバムの中の「ローリング・オン・ザ・ロード」という曲を。
アルバム全曲がハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの小説のタイトルというコンセプトアルバムの中の曲。ショーケンやハウンドドッグもカバーしてますが、一番味があるのが裕也さんです。じゃ、おやすみなさい。