NACK5「J-POP TALKIN’」、5月最終週と6月一週のゲスト。今回はSUGIZOさんとINORANさんの二人。5月29日に「宇宙の詩~HIGHER&HIGHER/悲壮美」という両A面シングルが出ます。29日は結成30周年の記念日。それに合わせての発売です。
結成30周年。1989年5月29日、町田のライブハウスで初のライブを行ってから30年。毎年、その日にはライブをやったりリリースがあったりしてますね。今回のシングル二曲は「ガンダム」の主題歌ということでSUGIZOさんが曲、RYUICHIさんが詞を書いてます。
宇宙と大地。戦争や殺戮とそこからの復讐や救済。ガンダムのストーリーに沿って書いたら、こうなった、と言ってました。ガンダムの内容が暗いんで少し脚色したとも。でも、そういう二曲にLUNASEAの30年がオーバーラップしました。
デビュー当時の彼らは”背徳・異端・孤高”という感じでしたもんね。そこから自分のストーリーを描いていく。自分たちらしさを見つけてゆく。途中、休んだり終幕したり、RE-BOOTしたりという曲折がありながらここに至っている。
しかも、バンドでありながらそれぞれの活動が確立されより確かなものになっている。SUGIZOさんはX-JAPANとの掛け持ちですからね。ソロでも世界中で演奏してます。去年はパレスチナでライブをやってました。
パレスチナ、ですよ。宗教と宗教、国家と国家、それぞれの正義がぶつかり合う。強大な力と追われた民が憎み合う、歴史の矛盾が集約されている一帯。去年、そのニュースを見た時、彼のフットワークの軽さに驚かされました。
そういう中でのLUNA SEA30周年。6月には香港とタイでもライブをやりますね。国内では5月31日と6月1日の武道館です。INORANさんが、今が一番いい、というようなことを言ってましてけど、懐古趣味とは無縁なバンドです。
そういう意味では伊勢正三さんも同じような事を言ってました。3月に出た「ReーBORN」というアルバムは、彼にとっての最高傑作、「これが俺です」と言ってました。彼の口癖「魂は年を取らない」だそうです。
というわけで、明日はGLAYのインタビュー。こちらは25周年です。曲ですね。LUNASEA「宇宙の詩~HIGHER&HIGHER」を。”そらのうた”と読みます。じゃ、おやすみなさい。