こういうのはあんまり多くないですね。昨日はFM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の4月の特集「さよなら平成・TKの遺産」の二週目の収録。ゲストが木根さんでした。平成最後の月に小室哲哉さんの音楽的遺産を考えようという一カ月。木根さんはもちろん、TM NETWORKについて色々聞きました。
TM NETWORKのTMが何だったかご記憶ですか。タイムマシーンという意味と多摩という意味があった。多摩、というのは東京の郊外。23区以外の地区を総称した呼び方。北多摩・南多摩・西多摩という”群”があった時代もあるんです。三多摩地区と呼ばれてました。
何でこんな話をしているかというと、TM NETWORKの3人がそのあたりなんです。TM結成につながるそもそもになった木根さんと小室さんの出会いが府中市民会館でのコンサートだった。その時に、小室さんはまだキーボードを持ってなくて木根さんに借りたということなんですね。
その府中市民会館というのが何とも偶然。僕も府中でしたからね。成人式の会場だったのがそこなんです。で、僕はその時に友人と3人で来賓の挨拶を野次って係員につまみ出されたんです。いきなり、そんな話を思い出したりしました。
というのは、昨日の収録のほんの一エピソード。TM NETWORKというグループがどういうバンドだったのか、根掘り葉掘りでした。アマチャア時代から現在まで。丸々40年分の話が聞けました。
それが昨日です。今日は、NACK5の特番。4月29日に渋谷区文化総合センター大和田で行われるNACK5後援のコンサート「OTONA MUSIC PARADISE・Vol1・さよなら平成・Stylish Pop @SHIBUYA」の盛り上げのために組まれた番組。木根さんと杉真理さんがゲスト。僕の進行でした。
実を言うと、木根さんのインタビューはたぶん、30年以上ぶり二回目という感じでしょう。小室さんは何度もあるんですけど、めぐりあわせがなかった。それが二日連続。テーマも共通してますからね。昨日の続き、という感じ。しかも、杉真理さんが一緒。話が転がって楽しかったですよ。
杉真理さんは、今年が40周年。2月にオリジナルアルバム「MUSIC LIFE」が出たばかり。まさに現役。「OTONA」「平成」、両方のテーマにぴったり。そのライブは他に、古内東子さん、楠瀬誠志郎さん、カジヒデキさん、佐藤竹善さん、土岐麻子さん、野宮真貴さんという顔ぶれ。他では見られないコンサートになりそうです。
今日は、NHKのテレビの番組の収録もあったんです。総合テレビで4月から始まる「逆転人生」という番組。ROGUEの奥野敦士さんがテーマ。半身不随になりながら車いすで復活、という奇跡のバンド人生を「逆転人生」ということで扱う、ということでした。
音楽番組じゃありませんからね。音楽関係の方どなたか、ということで奥野さんの方から指名というのでお邪魔しましたが、どこまで使われてますか。話はカットされても出てなかったということにはならないでしょう(笑)。オンエアは5月の初めのようです。
でも、喉がねえ、また、でしょう。自分でもそうなんです。二日連続で、しかも一日二本。お聞き苦しいだろうなあと恐縮しております。でも、自分がこういう状態ですからね。拓郎さんの喉の話には震えあがりました。よく歌えるようになるまで頑張りましたねえ、と心から拍手をしたい気分です。
というわけで、明日はザ・イエローモンキーの武道館でのアルバム試聴会。武道館ですよ、どんなイベントになるんでしょうか。曲ですね。木根さんが美里さんにお書きになった曲。「さくらの花が咲くころに」を。週末のお花見、お天気が心配になってきました。じゃ、おやすみなさい。