今、高田馬場のスタバ。何と、西武線の駅の構内。ここに来るには改札を入らないといけない。こういう場所も珍しいかな。これから小山卓治さんのライブ。リハから見てくださいということなんで、もうすぐ行きます。
何で慌てて書いてるかというと、イチローさんの記者会見の中で、触れようと思いつつ、時間もあってはしょってしまった部分についてです。昨日の書き込みの中で、その部分に感動した、と書かれていた方がいらして、書けば良かったと思って補足してます。
どんな箇所だったかというと「外国人になった」という部分。それで分かる痛みがあた。と言うんですね。偉大なスポーツ選手というだけではない人としての感受性。それは特筆しなければいけないと、僕も思います。
何で、今書いているかと言うと、NACK5の「J-POP TALKIN’」の槇原さんのインタビューの完パケをしてました。彼の新作アルバム「Design&Reason」が、そういうアルバムなんです。その中の曲について、触れておきたかった。
アルバムのタイトルの意味は「生まれてくること」の「形と理由」ですね。母親から自分が生まれてきた時のことを聞いて浮かんだという曲。世の中には自分がそういう形で生まれてきたことに対して、うまく説明のつかない人もいる。
大多数と言われる価値観の中には入らない、入れない、入れてもらえない。そういう人たちの気持ちをどう受け止めるか。その曲もそうですし、アルバム全体にそういうテーマが流れてます。
イチローさんが、「外人」になって初めて分かったという「人と人の間にある壁」。「白い目で見られること」。それを日常的に体験している人たちもいる。そういう人とどう分かり合えるか。どう理解するか。
アルバムの中に「2 Crosws on the rooftop」という曲があります。屋根の上の二羽のカラスの歌。フィンランドでオーロラを見た時に書いたという曲。このまま夜であってほしい。朝が来なくていい。ずっと冬がいい、というカップルの歌なんです。
世の中に認められない、受け入れられない、否定されるカップル。どんなカップルを思い浮かべるかは自由です。でも、そういうラブソングは多くないです。もし、機会がありましたら、というような話を書いて置きたかった。
というわけで、今から小山さん。高田馬場の「天窓」というライブハウス。彼の中にも中国残留孤児を歌った「YELLOW WASP」という曲もあります。そうだ、サザンにもあるんですよ。アルバム「綺麗」の中の「かしの木の下で」。
サザンはそんな風に見られてないかもしれませんけど、「痛み」の分かるバンドです。というわけで、槇原さん「2 Crows on the rooftop」を。エキナカの喫茶店での走り書きでした(笑)。書き込み、歓迎ですよ。遠慮なさらずに。じゃ、行ってきます。