と書いてから思ったんですが、正確には「踏まれたり蹴られたり」ではないんでしょうかね。”踏む”のも”蹴る”のも自分ですから、何かに”被害を被った”ということにはならないのかもしれないなと思ったりしました。どうでもいいか(笑)。
悪いことが重なる。次々と思ってもいなかったことが続いて参ったなあと途方にくれる。昨日はまさにそんな日でありました。と言っても生死に関わるとか今後の人生を左右するとかではないんで、かなりの誇張も含んでますって、勿体付けてますね(笑)。
昨日、幕張メッセで「ビクター・ロック祭」というイベントがありました。ビクターエンターテインメント所属アーテイストのロックバンドやアーテイストの競演。朝、10時から夜の9時まで約11時間という長丁場でした。
と言っても僕が行ったのは午後3時前でしたから、偉そうなことは全く言えません。そんなに長丁場は無理だろうな、と思ったんですよ。あそこで行われるイベントやフェスは大体がスタンデイングです。そんなに立っていられないだろうなと。
でも、行ってみたらシルバーシートみたいに椅子エリアがあったんで、もっと早くでも大丈夫だったなと思ったりしました。それはまあ、しょうがないですね。ステージが二つあって、進行もスムーズ。手際よかったです。
僕が見ることが出来たのは、Nulbarich、SCANDAL、LOVE PSYCHEDELICO、斉藤和義、AWESOME CITY CLUB、サンボマスタター、THE BACK HORN、KREVAという面々。若い人は早い時間でした。
それぞれに面白かったですけど、ライブのエネルギーはサンボマスターでしたね。動員も一番多かったんじゃないかな。和義さんとデリコは弾き語りとアコーステイック、大人っぽかったのはNulbarich、さすがはKREVAでした。
というところまでは良かったんです。座れたし色んな人も見たし、楽しいイベントでした、と京葉線で東京駅まで着いた。そっからですよ。JR中央線が架線故障だのが重なって、40分遅れ。この電車の後は当分来ません、状態。
立錐の余地もない。しかも快速のつもりで乗ったら各駅停車。身動きも出来ない超満員には日頃縁がないですから、ぐったり。どうにかこうにか着いてタクシーで家まで帰って入ろうとしたら、鍵がないんです。
一日中イベント会場だからパソコンは要らないかなと思って鞄を置いてきた。鍵はその中。カミさんはとっくに寝てるし、電話も切ってある。玄関や窓をガンガン叩いても起きてこない。マッチ箱みたいな家ですけど、二階にいるから気づかない。
15分くらいガンガン叩いて諦めました。近所迷惑。仕方なく近隣のビジネスホテルを探そうとしたら、携帯の電源が風前の灯。後三回くらいしかかけられない。祈るような気持ちでかけたホテルに一室だけ空いてるということで、またタクシーを拾って直行。もう2時近かったです。
人の足元を見てるんでしょうね。ホテル代もこんな場所でそんなにとるか、という感じ。しかも携帯の充電器を備えてない。コンビニに行って充電器を買ってなんとかしのいだ、という夜でした。
着替えも薬も何にも持ってませんから。パソコンもないんで仕事も出来ない。おかげで今日の横浜アリーナも行かれずになってしまいました。というような昨日今日でありました。ぐったりして家について鍵がなかった時はめまいがしました。
まあ、色んな事が重なります。笑い話みたいなもんですが。こんなことがあったんですよ、ということで。春先は忘れ物の季節です。過ちは繰り返さないようにしましょう、と自分に言い聞かせてます(笑)。
曲ですね。サンボマスター、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」を。カミさんの術後の自宅療養は順調です。じゃ、おやすみなさい。