NACK5「J-POP TALKIN’」の3月前半の二週分。2月13日に発売になる彼女の二枚目のアルバム「瞬間シックスセンス」についてのインタビュー。いや、面白かったです。想像していたとは言え、それを上回ってあまりある内容でした。
アルバムには去年の音楽シーンを象徴する一曲になった「マリーゴールド」がもちろん入ってます。あの曲の出来た時の手ごたえとか、今、どう思っているとか、今後の自分にどういう曲になるだろうとか、実に明快で地に足がついている。しっかり者の23歳でした。
何よりもシンガーソングライターの自覚というんでしょうか。暇さえあれば曲を書いている。今も200曲くらいはある。曲作りに困ったことは、今まではない。シンガーソングライターは作家だと思っている。そういう話が打てば響くように返ってくる。気負いとか背伸びとかもなく、自分の言葉で実に的確。説得力がありました。
むしろ、こちらがたじたじとしてしまう感じもありました。今置かれている状況やインデイーズ時代と今の作風、自分の役割、そこまで意識されているんだ、と感心させられることばかりでありました。
23歳ですけど、中学や高校の時から詞曲を書いているというところから数えるともう10年選手ということにもなるわけで、頼もしい限りでした。J-POPの明日を担う存在であることは言うまでもありません。
お父さまがファンだったという浜田さんや拓郎さんの話も出てました。男性シンガーソングライターと女性という違いはありますけど、そうやって改めてアルバムを聞くとまた新しい印象もあるかもしれません。こういう新しい才能に出会えることが楽しい。
「マリーゴールド」があまりに爆発的にヒットしましたし、印象が強いですけど、アルバムを是非。まさにシンガーソングライターという曲が並んでます。というわけで、彼女の曲を。アルバムからのリカット曲「GOOD NIGHT BABY」。お父さまが「浜省みたい」と言ったという曲です。じゃ、おやすみなさい。