FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」2月の特集ゲストです。と言ってもほとんどの方はご存じないでしょう。でも、業界の人で知らない人はいないというプロデユーサー、レーベル主宰者。ずっと制作現場にこだわり続けてこられた方です。
どういうキャリアの方かというと、1969年、小室等さんのグループ、六文銭のマネージャーを皮切りにユイ音楽工房のデイレクター、大森昭男さんのCMソング制作会社、ONアソシエイツの社員、そして、自分のアワハウスという会社を立ち上げた人。ポリスターレコードのプロデユーサーもしてました。
その間に関わったアーテイスト、すごいです。小室さん、大瀧詠一さん、シュガーベイブ、センチメンタルシテイロマンス、山下達郎さん、大貫妙子さん、竹内まりやさん、加藤和彦さん、細野晴臣さん、フリッパーズギター、コーネリアス、L⇔R、という顔ぶれです。
70年代ですからね。まだそれぞれが商業的な成功を手にする前。達郎さんのファーストアルバムとか大貫さんのソロアルバムとか、竹内まりやさんのデビューとか、加藤和彦さんの伝説のヨーロッパ三部作とか、フリッパーズギターのデビューとか、制作サイドで責任者として関わってました。
みんなまだ売れてなくて赤字を抱えて会社が立ちいかなくなったり、色んな辛酸をなめながらずっと現場にいる人。何と僕と同じ年。僕は媒体側、彼は制作現場、こうして話す機会が多くなかったんです。
僕は客観的に見ているだけですし、言ってみれば野次馬。何のリスクも負いません。でも、彼は、全部自分で背負ってきた方。こういう人がもっと語るべきでしょう、という一人です。で、今日は一週目の収録でした。
本来は二週分ということだったんですが、この喉ですよ。この声。咳は出るし、声は出ないし、一週がやっとでした。マイクの音量を最大にしてもらって、消え入りそうなかすれ声を何とか拾ってもらいました。終わったら「ヒー」としか出ない。お聞き苦しいと思います。
オープニングに1分半くらい一人で番組の趣旨を話すんですけど、そこは彼にお願いしたり。最初、びっくりされる方もいらっしゃるかもしれません。来週の月曜の放送です。シュガーベイブや達郎さん、大貫さんの話が中心です。
1月、終わりました。昨日はみゆきさんの「夜会」、明日は梁邦彦さんのライブも自粛です。大変な始まりの一年になってしまいました。いつ何が起きるか分からない。でも、こういう時こそ楽しみましょう、と。自分に言い聞かせます(笑)。
というわけで曲です。大貫妙子さんの「若き日の望楼」。プロデユースは牧村さんでした。大人になってからの方が良さが分かる曲です。じゃ、おやすみなさい。