インタビュー、無事に終わりました。ホッとしました。昨日のアジカンの後藤さんと二日続きだったとか、急に決まって準備不足だとか、色々不安要素はありましたけど、良いインタビューでした。
昨日の後藤さんのインタビューもじっくりと腰を落ち着けて話したという手ごたえがありましたし、今日もそういう時間になりました。後藤さんのインタビューの後から浜田さんのコンサートまで、終わってから寝るまでも今日の準備時間。しかも寝付けず、インタビューが始まるまでめまいがしそうでした。
こういう緊張感も久々でした。それに似つかわしいインタビュー。楽しい時間でした。終わってから20分くらい気持ちも落ち着かなくて意味もなく渋谷の街を歩いてました。喫茶店で休もうと思っても席がなかったということもありますけど。渋谷、喫茶店がなくなったなあ、と余計な事も考えてしまいました。
昨日の浜田さんのコンサートのことを書こうと思ったんですけど、まず、昨日、今日のインタビューについて決着をつけないと気持ちも落ち着かない、ということもあってです。浜田さんのことも片手間、という感じじゃ書けません。勿体付けるようですみません、明日ですね。
ONE OK ROCKのことはこの間も書きましたけど、あれから色んな資料を見たり、アルバムを聞き直したり、DVDを見直したりしていて、より気合が入った、プレッシャーになったという感じでした。
一昨年から去年にかけての99本のワールドツアーがどんなものだったのか。前作のアルバム「Ambitions」のドキュメンタリーにその模様が収められてました。アメリカ全土を三段ベッドがしつらえたバスで回るというツアー。まさにトラベリンバンドでした。
今回のアルバム「Eye of the Storm」も99本を数えた一年間の合間を縫ってのレコーデイング。外人プロデーユーサーが9名ですよ。場所もアメリカとロンドン。曲もスタジアムでのライブが見えるようなスケール感。それいでいて野卑じゃないんです。
アルバムの曲に沿って、彼らの軌跡とか海外での活動、日本との違いとか。こういう若いミュージシャンが出て来たんだなあとか、時代が変わったなあとか色々感じながら45分の持ち時間一杯に話を聞いてました。
Takaさんは頭の回転も速いし感もいい。しかも礼儀正しい。自分のやりたいことを整然と的確に話す人でした。自分がもし30年若かったら、ツアー同行を志願していたかもしれませんね。時代は変わりました。
時代が変わった、と言えば、拓郎さんが番組の中で米津さんを絶賛して時代は変わるんだ、と感慨深そうでした。今年の吉田家の正月は米津さん漬けだったと言ってました。時代は変わります、でも、受け継がれていくものもあります。
米津さんの中に拓郎さんはいるでしょうし、ONE OK ROCKの中にRADWIMPSもいます。あいみょんの中には浜田省吾さんもいます。アジカンの後藤さんには清志郎さんが生きてます。次の世代のロックバンドの中にONE OK ROCKが引き継がれていくんでしょう。
ということで、今週が終わります。中身の濃い一週間でした。僕も次の世代の希望と出会えて幸せな一週間でした。曲ですね。ONE OK ROCKの新作「Eye of the Storm」から「Stand Out Fit In」。”はみだしてなじめ”という意味だそうです。ミュージック映像を是非。じゃ、おやすみなさい。