目下、来年まで続く34公演のアリーナ&ドームツアーの真っ最中。東京ドームは昨日と今日、そして来週の二日間の計4公演。僕は活動休止前に見て以来。3年ぶりということになりますね。今年の復帰日産スタジアムは行ってません。
というような細かい説明はいいとして(笑)。多少、印象が変わったように思えましたよ。かなり変わったと言って良いかな。一番変わったように感じたのはライブの空気感ですね。アットホームになった。”ホーム感”ね。とっても自然に思えました。
コンサートに対しての考え方、感じ方が変わってきたのかもしれませんね。そんなに以前から知っているわけではありませんけど、”戦っている”という感じがしなかった。客席とのコミニュケーションがすごくよく取れている感じでした。
一体感というと当たり前かな。ツアーの途中ですから内容は控えますけど、曲のめりはりと言いますか、それぞれの曲の表現が豊かになった。ライブの一本調子感が全くなかった。今までが一本調子だったかということではないですけど。
聴かせる曲と乗せる曲、押し切る曲と引き込む曲、映像も含めて見せる曲と歌わせる曲。ミュージシャンの編成の影響もあったでしょうね。リズムだけが強調されているという、ありがちなダンスグループの音じゃありませんでした。
語弊があるかもしれませんが”J-POPの音”という感じかな。色んなん要素が取り込まれていてバランスが良い。そこに歌が載っている。歌モノのライブという基本があるように思えました。激しい踊りもあるけど、基本は二人の歌、というコンサート。
バンドとダンサーも含めたチーム感が大きかったように感じたんですよ。チーム全体でコンサートを作っているというファミリアスな空気が心地よかった。客席との呼吸もそれがあったからでしょうね。長さを感じませんでした。
僕は二人になってからしか見ていないんで何とも言えませんけど、二人のキャラクターが自然に伝わる。言葉がうまくなっていることが全てなんでしょうけど、意志というか、人柄が伝わります。
これは重要ですよ。洋楽や最近、紹介されるK-POPの人たちとは、そこが根本的に違いますよね。これだけ長く日本で活動していれば、彼らがどんな風に変わって行ったかもみんな知っている。言葉が上達してきたことも、ですね。
一緒に歩いてきた、と思えるかどうか。洋楽のバンドやアーテイストにはその関係が希薄でしょうし。日本を「足がかり」としか考えてないんだろうな、と思わされる近年のK-POPの人たちとも違う。ああいう終わり方をするとは思いませんでした。どんな終わり方だったか、今は言えません(笑)。
でも、彼らは、”J”か”K”かというのは、もうどうでもいい議論だと思わせてくれるところにいますね、というのが感想かな。東方神起のダンス・ポップ。新作アルバム「Tomorrow」もそういう印象でした。
曲ですね。何でしょうね。アルバムの中から「明日は来るから~TOMORROW ver」か「Trigger」を。ライブ映えは後の方かな。じゃ、お休みなさい。