ですよねえ。終わったことはしょうがない。どんなに悔やんでもやりなおしが出来るわけではない。仕方ないと思うしかない、と分かっていても思い出す度に自分が情けなくなる。しょうがない、と思っても、その後にまだ”・・・・”という気分を引きずっている。
こうやって書くことで吐き出すのが良いのかなあと思いつつ。やけ酒とかいう年でもありませんし。でも、気分はそうかな。壁を殴りたくなる。自分の頭の方がいいか。何で、あんな風になっちゃったんだ、という慚愧の念、でいいのかな。
何が、というとですね、インタビューです。返す返す自分のインタビューが情けない、という心境。うまく行かなかった、と言っても相手のせいではないんです。噛み合わなかったとかじゃない。噛み合ってるんです。相手はちゃんと答えてくれているわけです。
話の引き出し方の問題。うまく流れが作れなかった。肝心なことの一つが抜けてしまった。何で、あそこであの話を返せなかったのか、何であそこで話を終えてしまったのか。あの話に行けなかったのか。その忸怩たる思いというやつです。
先方の問題は全くないんで失礼にあたりますから、相手のお名前は当然ですが、伏せます。的確で無題のない、話上手な方でした。でも、せっかく時間を頂いたのに、申し訳なかったなあという感じなんです。
初めてだったからかなあとかね。こちらが遠慮してしまったかなあとか。無駄がない答えにひるんでしまったかなあとか。準備が足りなかったかなあとか。むしろ、その逆かなとか。
裏目、というやつですね。初めての方だからと流れを考えすぎた。自分の質問にこだわり過ぎた。話の流れに臨機応変に乗れなかった。準備のし過ぎで失敗するということもあるんです。そういう例かもしれません。
そういう時の方が流れを覚えてるんです。そうじゃない時もあるんですよ。入り込みすぎて思い出せないこともありますから。そうじゃなかったんでしょうね。妙に冷静だったから思い出せる。で、あそこで、何で、と思ってしまうわけです。
インタビュー、難しいです。前は、次回はそうじゃないように、とか思えたんですけど、今は、そう思えませんからね。年のせいで反射神経が鈍ってるのかなあ、とか。もっと、良い話を訊けたのになあとか。きりがないです。
ここまで書けば、もう終わったことと思うしかない。忘れよう、という風に思えるかもしれません。こんなしょうもないぼやきにお付き合いさせてしまってすみません。たまにはこういうこともあります、と、やっと、ここに来た(笑)。
こんな話の後に書くことじゃありませんが、昨日のミスチル、素晴らしかったです。素晴らしさとすごさが一体になってました。歌や演奏の説得力。熱量、そして、会場いっぱいを使った演出。コンサートの完成度という意味で今年最も印象深かったと言えそうです。
もちろん、それぞれに良さはあるんですけど、その全体像のすごさ。ツアーが終わるまでは色んな事が書けませんが、終わったらどっかで書けるといいなと思ってます。曲ですね。後悔の歌。未練の歌。back numberかな。
これも唐突だね、今日は唐突の日(笑)。「あとのうた」。二枚目のアルバム「あとのまつり」の中の曲。さっき書いたような話とは違う失恋ソング。でも「後悔度」の高さは群を抜いてます。じゃ、おやすみなさい。