昼間はそうでもなかったですが、今は寒いですよ。外の気温は6℃。手がかじかんでました。仕事場から戻る途中、満月がきれいでした。何だか久々に月を見た気がしました。何ででしょうね。考え事をしていると空を見ないのかな。
確かに、思いつめたり、思いこんだりしている時は下を見てることの方が多いんでしょう。しみじみとしたりため息をついたりする時は空を見る。地面を見ながらため息をつくことはどうでしょう、ありますか。
でも、うつむいて背中を丸めて立ち止まってため息をついている人はどっか不気味でしょうね。大丈夫ですか、と声をかけたくなる。ならないか、避けて通るか(笑)。そういうことで言えば、今日は久々にしみじみしたということでしょうか。
ひとまず山を越えそうにはなってますからね。出来がどうとか、じゃなくてとりあえずは終えそうという極めて消極的な結末ではありますが、途方にくれている感じじゃなくなりました。明日には送れそうですね。
冬の満月、透明感があってきりっとしますね。秋の満月みたいにファンタジックな感じがないのかな。お月見、というのはやっぱり秋の満月でしょう。中秋の名月ね。すすきが似合います。今は紅葉ですからね。
この辺は東京と言っても武蔵野の名残がかなりありますから、紅葉はきれいなんですよ。時間がある時やバスがなくなる夜は家から仕事場まで小さな川沿いを歩くんですけど、ちょうど紅葉から枯葉に変わる途中。一番きれいな時です。
でも、夜ですからね。紅葉かどうかは分かりません。川の向こうに白い満月がひんやりと浮かんでいるという感じでした。ああいう月を温泉で見たらいいだろうなあ、と思ったんですが、そういう時間はないね(笑)。
満月、フルムーン。と言えばフルムーン旅行というのがありましたね。中高年夫婦向け割引。今もあるのかな。誰だっけ、高峰秀子さんと上原謙さんがモデルだったんじゃないかな。加山雄三さんのお父さん。古いねえ。
あれ何歳でしたっけね。今、調べます(笑)。夫婦二人の年齢の合計が88歳ですって。まだあるんですね。でも、二人で88歳ということは一人44歳か。当たり前ですけど。それって、若くね(笑)。
発売したのが81年とありますから、37年前。当時は44歳でもう中高年というころだったんでしょうね。今じゃ青年でしょう。一人で88歳という方がリアルになってる。ということは72歳と16歳でもいいのか。そんな夫婦いないか(笑)。
今、確かめました。夫婦は必ずしも入籍している必要はなく、一緒に生活する仲であれば対象になる。でも、親子はダメだそうです。微妙ですねえ。ロリコンじじいには天国へのパスポートみたいなもん、は大げさか。
使い過ぎるとほんとに天国に行ってしまう危険を伴うというわけであります、って何を書いてるんだ(笑)。ま、多少気が楽になったということでしょうか。フルムーンパス、使ってみたいですよ。
というわけで、満月の夜です。そんな歌がありました。「満月の夕」。ヒートウエイブを。阪神大震災の時に生まれた歌です。じゃ、おやすみなさい。