NACK5「J-POP TALKIN’」のインタビューゲスト。10月31日にメジャーデビューアルバム「ー11℃」が出ます。と言ってもすでにインデイーズで10年のキャリア。アルバムも7枚出てます。つまり通算8枚目にしてデビューアルバムですね。
10年のキャリアがあるのに、初めてお会いします。こういうのは緊張するんですよ。今まで何してた、という気まずさもあります。インディーズとはいえ、自分が不勉強だったか、ということを証明しているようなもんですし。
だってオリコンの総合チャートの10位台には毎回入ってるバンドで、しかも、バイオリンが入ったロックバンドという意味では、他に似たバンドがいないという独自性もある。そういうバンドだったんだと知ったのは一昨年、HYと対バンした時でした。
インデイーズのバンドやアーテイストはプロモーションとかほとんどしないですからね。ライブにこまめに行ったりそのシーンに注目していないと気付かない。というようなことを言ってるからいけないわけですが(笑)。
ロックとクラシックとJ-POPの融合。ヘビメタもパンクも入ってしかもバイオリンのオーケストラ感もある。アルバム一枚が物語にもなっている。こんなに聞きごたえがあるんだ、というアルバム。かなり、手強そうです。
明日、来てくれるのはヴォーカル・ギターでソングライター、金井政人さんとギターの柿沼広也さん、共に85年生まれ、同じ高校だったという二人です。メインは金井さんになりそうですけど。
これまでのインタビューとかも読んでると、名言が色々ありました。例えば「大事なことはシェイクスピアに書いてある」とかね。「バイオリンロックでUSとUKの真ん中にある邦楽をちゃんとやる」とか。
一般的なロックバンドのソングライターとは若干、ボキャブラリーが違いそうな感じですね。アルバム「-11℃」には全12曲にタイトルと別に全て人の身体の部署の名前がついてるんです。
「手」「足」「心臓」とかね、それがコンセプトになっているようなアルバム。なかなか、でしょう。ヴァイオリンの入ったロックバンドというとLUNASEAくらいしか思い浮かびません。どんなインタビューになりますか。
オンエアは27日と33日です。というわけで、曲です。アルバムのリード曲になっている曲を。「Step-out Shepherd」。じゃ、おやすみなさい。