矢沢さんの歌にありましたね。タイトルが出てこない。「背中越しのアイラブユー」だ。この間、東京ドームで聞いたばかり。作詞は高橋研さん。そういう心境なんですよ。明日はどっちに向かうんだ、明日はどこに上陸するんだ。
台風さん、ですよ、ふーさんと呼ぼうか。熊はぷーさん。「釣りバカ日誌」はすーさんか。違ったらごめんです。ふーさん24号接近中。しかも巨大ふーさん。巨大フーセンならライブの目玉になるでしょうけど、ふーさんはご免です。
目下沖縄に近づいてます。このままのコースだと九州から中国地方、関西を通って東日本と列島縦断。誰かと同じじゃん。明日、福岡、明後日広島、月曜日、大阪ですからね。全くもう、勘弁してよ、ですよ。
でも、考え方を変えれば、こういう機会もめったにないでしょうし、貴重な体験、ということになるんでしょうけど、そんな個人的な面白がりでは済まないのが自然災害。広島にしても関西にしても21号の傷跡をえぐるようです。
今のところ、明日は飛行機は飛びそうですけど。明後日、新幹線が動かないと大変です。三年前か、浜田さんのツアーファイナルの鹿児島の大雪を思い出します。飛行日が飛ばなかった。鹿児島で打ち上げもしないで、みんなそのまま宮崎まで世走りして帰ったことがありました。
僕はあの時もそのまま広島だったんだ。広島青少年センターの50周年だったのかな。鹿児島に残って新幹線移動。鹿児島から広島。大雪の九州。九州新幹線から山陽新幹線の山口まで車窓はずっと雪景色という珍しい移動でした。
今回は台風ですからね。電車が止まりました、飛行機が飛びません、という段階じゃない。被害の規模が違う。何事もなければいいんですが。こんな時に家を空けるのも多少は心配もありますけど、しょうがないんでしょうねえ。
カミサンも何とか復活はしてますけど、こんな時に行くわけ、と多少、皮肉っぽい口調にはなってます。それはなるよねえとは思うのですが、こういう仕事と思ってもらうしかなさそうです。
いや、仕事かな。好きなことやってるだけじゃん、という自分の中のもう一つの声も聞こえてます。ともあれ無事を祈るしかありません。というわけで、どうなるでしょうか。曲ですね。これしかない。「嵐の金曜日」。
ハウンドドッグね。最近、大友さんをテレビで見かけますけど、どっか切ない。おやすみ、ふーさん。さよならふーさん、こっちに来ないで。じゃ、おやすみなさい。