衝撃は大げさかな。でも、かなりインパクトがありました。昨日、はっぴいえんどとか細野晴臣さんの影響とか分かったようなことを書いてすみません、という感じです。そんな風に簡単に語ることのできるライブじゃありませんでした。
デビュー20周年ですからね。その前のキャリアもあるわけで筋金入り。今ごろ何を言ってるんだ、という反省しきり。改めて見直しました。何と3時間45分。横山剣さん、エネルギッシュ。歌いっぱなしでした。
何が衝撃的だったか。昨日もちょっと書きましたけど、無国籍感。”感”という生易しいものじゃなかったです。色んなものが一緒になっている。洋邦というような次元じゃない。香港やソウル、マニラ、ビルマ、タイ、インドネシア、バリ、ブラジルやメキシコ。歌詞の舞台になっていたり登場する国や町です。
音楽もそうですよ。ソウルやファンク、アーテイストを上げるとバリーホワイトやジェームスブラウン、ベンチャーズ、クレージーキャッツ、渡辺マリさんや和田アキ子さん、筒美京平さんやユーミン、矢沢永吉さん、曲だけじゃないパフォーマンスもそうです。
何でそうなってるかは、横山剣さんがそういう音楽体験であり、そうやって作ってきたからでしょう。小学生の低学年の頃から彼の頭の中に入っている音楽が混ざり合って出てきている。彼の頭の中ですから時間も空間もないわけです。
作曲家になることに目覚めたのは16,7歳だと言ってました。鈴鹿サーキットでバイクのレースをやっていてゴール寸前に曲が浮かんできてしまって、レースが終わってそのまま作曲したという話もしてました。
もちろん僕の認識が浅かった、ということに尽きるんでしょうけど。見てよかったです。ということで、もしご興味あれば。曲ですね。レース中に浮かんだという曲、「葉山ツイスト」を。
さて、明日はダブルヘッダー。「J-POP TALKIN’」のASKAさんとFM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の10月分一週目。特集はミスチルです。メンバー稼働はありませんけど。じゃ、おやすみなさい。