終わりました。楽しかったです。カフェと言ってもお酒も食事も出るとことなわけで、一旦お開きになった後にその場で二次会。ロフト席亭の平野さんも交えて盛り上がってました。僕は電車で帰ろうと思ったん途中で失礼しましたけど、学生コンパみたいになってましたよ。
楽しかった原因は平野さんと一緒にやれたからでしょうね。事務所からは前半1時間、休憩15分挟んで後半一時間。その後しばらくフリートークみたいな感じでお願いします、と言われてました。前半は一人で氷室さん話をして後半は平野さんを交えてBOO/WY話という流れでした。
ほんとにカフェですからね。そんなに広くない。30人くらいは入れば席は埋まってしまう。二階のモニター席というのも開放してました。僕はDJブースで話をするというスタイルですね。お客さんとは近いです。
そういうシチュエーションは初めてですよ。教室風なのは経験してますけど、お酒も入るわけですからね。ラジオ番組みたいに台本みたいな進行表は何となく考えてはいたんですけど、現場を見てやめました。
出たとこ勝負。お客さんの顔を見て決めようかなと思って、全然違う流れになりました。だって、参加者ほぼ全員「LAST GIGS」をご覧になっている。ファンクラブの会員でしたからね。ラジオ番組で話すようなことは全てご存じな方たちですよ。
日本のロックの中の氷室さん、というような正攻法はやめて、原稿にはならないような個人的な話に終始してしまいました。曲もかけながらね。DJみたいに。そう、それがやりたかったというのもあるんです。
開演前の1時間はDJタイムというか選曲タイム。それが面白かった。次はこれかなとか思いながら曲を流してゆく。あれはラジオより楽しかったですね。で、二部は平野さん。新宿ロフトのオーナー。BOO/WYをブッキングした人。
”暴威”の頃です。LOFTに出るようになった経緯とか、その時のメンバーのやんちゃさとか、その後レコード会社に売り込んでうまくいかなかった話とか。歯に衣を着せない発言は酒の席には絶妙でした。
でも、新宿歌舞伎町ですよ。久々に行った気がしました。だって、コマ劇場もミラノ座もない。早稲田の学生が早慶戦の後に飛び込んでいた噴水もない。僕の詞っている目印は西武新宿駅だけ、という変貌ぶりでした。
若い頃だったら、あのまま歌舞伎町に居座って朝まで飲もうという勢いだったでしょうけど、もうそれは無理(笑)。雰囲気だけ味わいました。楽しい時間でした。声もつぶれずに済みました(笑)。
売れない頃を知っている過激派オヤジと売れてからしか知らない業界オヤジ。しかも大学の同期生。結構、良いコンビではないかと思ったんですが、次回はあるんでしょうか(笑)。というわけで、曲ですね。
歌舞伎町と言えばこの曲。椎名林檎「歌舞伎町の女王」。でも、昔ほど怖い感じはしなくなってました。浄化作戦の成果なんでしょうか。あんまり浄化しすぎるとつまらなくなるのが盛り場でもあります。
盛り場、札幌ススキノ。大丈夫だったんでしょうか。と言ってももう何年も縁がなくなってますけど。早い復興を祈ってます。じゃ、おやすみなさい。