面白かったですねえ。サッカーがどういうスポーツなのか存分に楽しませてくれました。まさか勝つとは思いませんでした、というと「俺たちは信じてる」という熱狂的なファンに叱られそうですけどね。でも、そうでしょう。
試合前には勝てそうな要素を探すことの方が難しい感じでしたもんね。でも、開始3分のレッドカード。まさか、でしょう。こんなことが起きるんだ、という感じ。ただ、あれも攻め込んだから生まれたレッドカードなんでしょう。
そんなハプニングが逆に守りに入らせてしまう。数が11人対10人と優位なのに守勢に回ったことが失点につながる。そこから再び、攻勢に回ったことが活路を切り開く。色んな教訓が読み取れそうな試合でした。
勝負は結果が全てですからね。これまでに何があろうと、これが正しかったということになる。何が起きるか分からないんだけど、それを呼び込むストーリーは偶然とは言えない。ランクも下馬評もあまり意味をなさない。
これがサッカーなんだな、と思わされました、って分かったようなことを書いてすみません、にわか、です(笑)。こういうファンが一番多かったりして。次のセネガル戦、24日。沖縄なんですよ。BEGINの「うたの日」。打ち上げの後、ホテルで、ということになりそうです。
それとは話が少しそれるんですが、あの勝利インタビューのインタビュアー、うまかったですねえ。冷静で聞くべきことをきちんと聞いていた。「勝ちましたね、おめでとうございます!」という舞い上がったインタビューじゃなかったです。
選手、5人くらい聞いたのかな。それぞれに質問も違ってましたし、具体的。試合の流れを踏まえて踏み込んでいた。そこで何があったのか、それはどういうことなのか。キーパーの川島選手に失点した時のことも聞いてましたからね。
あの状況でああいうインタビューが出来る。あの人、どんな人なんだろうと思いました。参考にしないとね。ということで、明日はインタビュー二本立て。FM TOKYO「Kei’s Bar」のゲスト二人です。
一人は音楽評論家、北中正和さん、元「ニューミュージックマガジン」編集部。もう一人は、元コロムビアレコード洋楽担当デイレクター、本間孝男さん。セックスピストルズの初代担当。パンクロックを日本に紹介した人。パンクとは何だったのか、面白い話になりそうです。
というわけで、曲ですね。サッカーからは離れますが、セックスピストルズのアルバムの日本語タイトルは「勝手にしやがれ」。と言えば、やっぱりこれでしょう。沢田研二さんで、どうぞ(笑)。じゃ、おやすみなさい。