歯の具合、一進一退というんでしょうか。後退はしてないけど、そんなに良くなってもいないという感じかな。話せないとか口があかないというようなことはありませんけど、鈍痛は残ってますね。冷たいものとか熱いものを飲むと、しみたりうずいたりします。
それはそうでしょうね。前歯がほとんどそうなってしまったわけですから。なんともないわけがない。ただ、うがいが出来ないんですよ。ブクブクとかがーっぺというような勢い任せのうがいがダメ。あれは、見た目よりも水量というか、歯への負担があるんですって。動いちゃうんでしょうね。
うがいは常習。一日に何度となくうがいするのが習慣になってますからね。喉がやられてしまったみたいなんです。幸い、ラジオの収録は録りダメをしてありますから、問題はないんですが、やっぱりいろんなことが起きます。
という中でクリープハイプの武道館。入ってましたねえ。ステージ左右の見切り席までぎっしり。それも女性が大半。いわゆるラウド系、オルタナ系ロックバンドのコンサートとは相当違ってました。
クリープハイプ。かなり独特です。ヴォーカルでソングライター、尾崎世界観さんの個性。ハイトーンの鳴き声のような声と歌い方。そして、女性のことを歌うものが多い歌詞。女性にとっては親近感も共感もあるんでしょう。
彼の文才はすでに自伝小説「祐介」が証明してます。売れないバンドの不遇物語。彼の体験がそのままつづられているといっていいんでしょう。純文学的な表現と簡潔な文体が印象的でした。歌詞と小説の違いをちゃんとわかって書いているように思いました。
繊細でひ弱なロックバンドというんでしょうか。暴力的でも攻撃的でもない。でも、そうじゃないといけない理由もありませんからね。いろんなロックバンドがいるから面白い。むしろ、彼らの方が時代的なんだろうなと思います。
明日も武道館。こちらはGLIM SPANKY。デビューした時から業界のロックおやじの目の色を変えさせている男女二人組。70年代ロックの最良の継承者という感じです、早くも武道館です。
というわけで、クリープハイプ。「イノチミジカシコイセヨオトメ」を”ピンサロ嬢になりました”という歌詞が出てきます。彼の声だと独特な切ない歌になります。じゃ、おやすみなさい。