昨日でした。出来たばかりの東京ミッドタウン・日比谷にある映画館TOHOシネマ日比谷での一日限定上映。二回公演。一回目は通常の映画上映スタイル。二回目は何と、夜9時からのスタンディング上映。もちろん、二回目(笑)。最高でしたよ。
しかし、すごい場所でしたねえ。日比谷のど真ん中。宝塚劇場のある一角ですからね。映画と演劇のコングロマリット、東宝の牙城。東京のエンターテイメントの聖地ともいえる場所に超高層ビルが出現。その中の何フロア―かが映画館になってました。
そこで上映したんですよ。すごいですよねえ。僕が行ったのは暗くなってからですけど、まだ人でごった返してましたからね。案内の人が何人いたんだろう。エスカレーターを待つ人の行列とかお店の前に入りきれない人とか、夜でこれだったら昼間はどのくらいの混雑だっただろうと思ってしまいました。
そういう特別な日の特別上映ですよ。よっぽどのことがなければできませんよ。2月の上映の成績が良かったということなんでしょうね。聞けば、満席になっていたのは「旅するソングライター」だけだったんだそうです。ふっふっふ、という感じですね。映画業界の人もびっくりしたんじゃないでしょうか。
でも、スタンデイングとは言っても日比谷の最新劇場ですよ。ライブハウスのスタンデイングとは訳が違います。ちゃんと椅子はあるし、足元も広々してるし飲み物も持参できます。疲れたりすることはありませんでした。
上映時間1時間56分ですからね。多少、腰に問題はあるものの立ちっぱなしで対応できる時間だと思ってましたけど、その心配はなかったです。椅子をたたんでそこに腰をかけるだけ。楽しませて頂きました。
音が良かったんですよ。何たって最新館ですからね。音はもちろんドルビーアトモス。2月の上映を参考に音のバランスを少し変えたと言ってましたけど、それが功を奏してましたね。ヴォーカルが実によく聞こえた。クリアでデリケートで柔らかい。音圧はあるんだけど、威圧感が全くない。
すごいなと思ったのは、歌がマイクから聞こえてくる。演奏は楽器から聞こえてくる。ライブ会場のようにPAを通している感じがない。画面で見ているところから音が聞こえてくる。天井にもスピーカーがあるというドルビーアトモスの特徴なんでしょうね。
実は慌てて家を出たんで、メガネを忘れてしまったんです。近眼ですからね。ライブ会場だったらステージの表情まで見えなかったでしょう。でも、席が真ん中から前の方だったんで、多少霞んでますけどどんな笑顔がくらいは見える。
メガネがない分、耳に神経を集中させてますからね。余計音が聞こえたんでしょう。そういう聞こえ方ですからね、客席の合唱もどっか自然なんですよ。あの感じは心地良かったですね。総立ちの拍手や歓声も騒然という感じがないんです。
画面と一体になった客席のコールというんでしょうか。あれはライブ会場とは違いましたね。映画館ですよ。座ったままじっとして見ている時のよそ行き感は皆無。こうじゃなきゃ、という感じでありました。
見ながら思ったんですよ。何だろう、この懐かしさ、じゃないな、すっと溶け込んでしまえる包容力というんでしょうか。あれからずーっとここでライブをやってましたよ、と言ってるような感じ。また逢えたね、と画面の方が言ってくれてるみたいな感じ。
それは映画がそうなんじゃないんだろうなと。浜田さんのライブ自体がそういう空気のライブなんだろうなあと図らずも再認識させてくれた感じでした。そういう意味でも良い映画だなあと改めて思いました。
というわけで3月、明日で終わりです。僕の中では自分の不注意で色んな方にご迷惑をおかけしてしまったということで慚愧に堪えない、でいいのかな。断腸の思いというのかな。悔やまれる月になってしまいました。台湾ね。いずれきちんとお話できる日が来ることを願ってやみません。
曲ですね。「今夜こそ」か「家路」でしょうね。どちらでもいいや、お好きな方を(笑)。じゃ、おやすみなさい。