ご心配おかけしてすみません。アドバイス、ありがとうございました。腰痛仲間、多いんだなあと思います。仲間、というか、同病というか。経験しないと分からないという典型でもあるんでしょうね。でも、大丈夫です。軽症です。
昨日、どうにかこうにか歩けたんで、ユーミンの「ひこうき雲」45周年ライブに行ってしまいました。場所が武蔵野総合スポーツアリーナ。味の素スタジアムの隣。去年開設された新しい会場でした。
家から近いんですよ。小金井市は三鷹・調布・武蔵野と隣接してますからね。バスで一本。20分くらい。タクシーでもそんなにとんでもない額ではありません。ちょっと行ってきます、という感じで行けました。
しかもスタンデイングじゃありませんし。会場まで行けば後は座っていられる。そう思ったら横になってるわけにもいかない。腰痛ベルトで身を固め、泣いて止めるカミサン振り払い、というほどじゃないか(笑)。呆れてはいましたけどね。
言うまでもなくユーミンのデビューアルバム。歴史を変えた一枚。もし、あのアルバムがなかったら、その後のJ-POPの流れはどうなっていただろうという一枚。でも、いわゆる再現ライブじゃありませんでした。
もっと志が高い。あのアルバムを追体験するというだけじゃない。あのアルバムに影響されたり刺激されたりという次世代のアーテイストと本人の二部構成。原田知世さん、家入レオさん、SuchmosのYONCEさん、クレージーケンバンドの横山剣さん、JUJU、久保田利伸さん。そして、ユーミン自身とテイン・パン・アレイ。
誰が何を歌いたいかは申告制だったようで、それが結果的に構成の流れを決めたんでしょうね。それぞれがデユエットで絡んだり、みんなで歌ったり、JUJUと久保田さん、彼らとユーミンが歌ったり劇的でした。
テインパンの演奏は枯れていて手練れ。細野晴臣さん、鈴木茂さん、林立夫さん、松任谷正隆さん。そこにプロデユーサーの武部聡志さん。それぞれ年期が入っていて実に味がありました。
彼らの演奏をバックに歌ったユーミンが「これが見納めにならないように」と笑っていたのが印象的でした。音楽性の高さとエンターテインメントとしての気遣い。見どころ満載でした。
武部さんプロデユースの「SONGS&FREINDS」というシリーズの一回目だそうで、この後、名盤と呼ばれるアルバムを軸にしてやってゆくんだそうです。というわけで、どうにかこうにか、でした。
曲ですね。アルバム「ひこうき雲」の中から「雨の街を」。好きな曲です。そうだ、以前録音したANAの機内放送の4月の特集がユーミン。4月11日に出る3枚組ベスト「ユーミンからの恋の歌」と5年前の「日本の恋とユーミンと」から10曲選んでしゃべってます。結構、面白いはずです。じゃ、おやすみなさい。