・FM COCOLO「J-POP LEGEND FORUM」の3月の特集ですね。もう一週目はオンエアされました。新田和長さん。アーテイストではありません。プロデユサー、そして経営者。70年代は東芝EMIの制作部長、84年にファンハウスを設立した社長さんです。
・その後、ドリーミュージックも設立してます。複数のレコード会社の社長さんを歴任した人は何人もいますけど、二つの会社を発足させた社長さんでプロデユーサーというのは彼だけでしょう。今も現役です。
・彼をゲストの4週間。一週目が70年代前半、二週目は70年代後半、三週目が80年代、そして、最後がその後、と区切ってます。彼が手がけたアーテイスト、すごいですよ。オフコースにプロにならないかと誘ったもの彼ですし、RCサクセションをオーデイションもしてます。
・フォークル解散後の加藤さん、北山さん、はしださんの3人を手がけてますし、ミカバンドは結成から関わってます。東芝EMIのエキスプレスというレーベルのヘッド。ユーミンもアリスも甲斐バンドも、そしてチューリップ。みんな同じレーベルでした。
・順番が違いました(笑)。チューリップはもっと早いです。財津さんが「魔法の黄色い靴」のデモテープを持って福岡から上京してきた時の窓口。事務所をシンコーミュージックに決めたのも彼でした。
・彼の特集をやろうと思ったのは1月に松本隆さんの特集をした時ですね。松本さんが、最初のヒット曲、チューリップの「夏色のおもいで」を依頼してくれたのが新田さんだったと話してからですね。そうだったんだ、というところから始まりました。
・そういうアーテイストたちとの関係、ヒット曲の秘話的エピソード、色々あります。オフコースだけじゃなくて小田さんソロの「ラブストーリーは突然に」とか、松本隆さんが詞を書いた「ルビーの指環」もあります。
・ファンハウスが独立した時のこととかもね。一番勢いのあるレコード会社の花形セクションが全員で辞めて独立するという前代未聞の発足がファンハウスでした。単なるヒットメーカープロデユーサーではありません。サラリーマンのドラマとしても劇的ですよ。
・明日は二週目、三週目と二本録り。結構ハードです。そうだ、今日、NHKのテレビで「松本隆特集」をやってたんですよねえ。朝、テレビ版を見て、これは見ないとと思って帰ってきたんですが、すっかり忘れてて、今、気がつきました。朝、録画しておくべきでした。こういうのがホントに多いです。
・まあ、テレビですからね。いろんな人が出て歌うという以上のことはないでしょう。とは言え、見たかったなという残念な気持ちはあります。松本さんも出てるんでしょうからね。「週刊現代」かなにかも特集してましたね。良いことですよ。
・というわけで、新田さんプロデユースの曲。この曲のヒットが独立へのきっかけだったんだろうなと思ってます。その辺は確かめないとね。寺尾聰さん「ルビーの指環」を。じゃ、お休みなさい。
・と書いて送ろうとしたら、どっか妙なところを押してしまったみたいで、そのまま一夜明けてしまいました。おはようございます、ですね。今日も良い日でありますように。