・両者の間にあるものは何でしょう。何の関係もないと言えば言えますけど、あると言えばある。曖昧ですが(笑)。間にあるものは、TOKYO FMの番組「Kei‘s Bar」ですね。今日、収録したのが、この二つのテーマの関係者でありました。関係者は変か。当事者ね。
・TOKYO FMの「Kei‘s Bar」という番組は、一昨年の秋に始まったんですね。その時はなくなった元ユニバーサルミュージック、ワーナーミュージックの会長、石坂敬一さんの番組でした。タイトルの“Kei”は石坂さんの“Kei”なんですね。
・彼が一昨年の年末に他界されて一旦はお休みしていたものを引き継ぐ形で去年の3月から始まりました。日本の音楽産業のシンボル的存在だった石坂さんを軸に同じ時代を生きたミュージックマン達のドラマや人となりを綴るというのがコンセプトです。放送日は毎週月曜深夜1時半。今夜か。
・前置きが長い(笑)。で、今日のゲストのお二方。26人目が本田美奈子さんの育ての親、所属事務所の社長さん、高杉敬二さん、白血病支援NPO法人「LIVE FOR LIFE」の発起人で副理事をされてます。
・今年は美奈子さんの13周忌ということもあって、改めて彼女を偲ぼうという趣旨のインタビューでした。彼女のレコード会社が東芝EMI。石坂さんが総元締めだったんですね。彼女の87年のシングル「CRAZY NIGHT/GOLDEN DAYS」はクイーンのギタリスト、ブライアン・メイ。その橋渡しをしたのが石坂さんでした。
・そういうことも含めて、ミュージカル女優として成功、クラシックを日本語で歌うようになる過程、急性骨髄性白血病が発覚した時のこと。今、どんな支援活動として受け継がれてるのか。育ての親でしか語れない知られざる話しの連続でした。
・そしてビートルズですよ。二人目のゲスト、27人目、佐藤剛さん。作家で音楽プロデユーサー。3月12日に新刊「ウエルカム!ザ・ビートルズ~1966年の武道館公演を実現させたビジネスマンたち~」が出ます。この本についてのインタビューでした。
・剛さんはすでに「上を向いて歩こう」「黄昏のビギンの物語」とか、色々な本が出てますが、ともかく資料や文献がすごい。徹底して調べて、その中にある“点”を掘り起こして新しい物語を発見して行く。力作です。
・タイトルに“ビジネスマン”とあるのが味噌なんですよね。あの武道館公演はキョードー東京の永島達司さんが「呼んだ人」として語られてますが、その奥にある人物模様や背景を描き出している。その中心になっていたのが石坂範一郎さん。当時東芝音楽工業の専務さん、そして、石坂敬一さんのお父様でした。
・まだ外国旅行も許されてない時代になぜ、あれだけの公演が実現出来たのか。“財界総理”と言われた当時の東芝本体の社長、石坂泰三さんや、読売新聞の社長、正力松太郎さんらが登場するんです。かなり厚い本ですよ。音楽のことはもちろん書かれてますけど、そういう意味では社会派ノンフィクションとも言えるかもしれません。
・音楽の切り口、色々あるんだよなあ、と思わせてくれる本、読み応えあります。ということで、両者のなさそでありそな関係でありました。オンエアは来月です。曲ですね。本田美奈子さん、本田美奈子さん「GOLDEN DAYS」。英語のシングルです。
・今日、2月26日。2,26事件。もうお忘れでしょうね。暖かくなったんでオフクロのところに寄ってみたら。復活してました。2,26の日のことを色々話してました。98ですから覚えてますよね。じゃ、お休みなさい。